君がいない日々生活 コード。 君がいないと小説は書けない / 白石 一文【著】

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君がいない日々生活 コード

柔らかな日差しがカーテンから透けて通る。 小鳥のさえずりが聞こえてくるような気すらする、穏やかな朝。 いつカーテンを開けたのだろう、昨夜、しっかり閉めて眠ったと思ったのだが。 そんなことを思いながら気だるげに目を開け、腕を額に当てる。 不規則な生活、仮眠ベッドで寝ることも少なくない日々の中で、しっかりと自室のベッドで体を休められる機会は貴重なものだ。 そのおかげで、日々蓄積されていた体の疲れは取れている。 だが、やはり寝起きの体に布団の誘惑というものは抗いがたいものがあり。 まだ時間はあるはずだ、もう少しこの心地よさを味わおう。 ふと、鼻孔を懐かしい香りがくすぐった気がしたが、気のせいだろうと思い再び瞼を閉じた、その時。 「耕作ー、起きてるー?そろそろ朝ごはん食べよー?」 まどろみの中に沈みかけていた意識が急激に引っ張りあげられるようにして、一気に目が覚めた。 今の、声は。 耳に優しい、あの声を、聞き間違えるはずがない。 でも、なぜ。 コンコン、思考を巡らせる間もなく、ノックとともに脳裏に描いていた人物が顔をのぞかせた。 ニコッ、そんな効果音が付きそうな唐突な笑顔が心臓に悪い。 「あ、起きてた!おはよう耕作!起きてご飯食べよ、遅刻しちゃうよ」 用意してるから、早く来てねー パタパタとスリッパを鳴らしながら駆けていく後ろ姿、ベージュとネイビーのストライプのエプロンの紐を腰で結んだ後ろ姿をぼんやりと見送りながら、考える。 これは、なんだ? 湯気の立ち上る白米、具だくさんの味噌汁、ほうれん草のおひたし、鮭の塩焼き、だし巻き玉子。 テーブルの上の見本のような朝ごはんに一瞬気を取られていると、向かいの席の彼女がどうしたの?と顔をのぞきこむようにして問いかけてくる。 その無防備な笑顔にまたも心臓が鳴るのを自覚しつつも、取り繕うように席に着いた。 「今日も一日、がんばろうね!」 いただきまーす! 手を合わせて箸を持つ彼女につられ、少し遅れつつ手を合わせ、食事に手をつける。 「……うまいな」 素直な感嘆が自然と口からこぼれた。 彼女の人柄をそのままうつしたかのような優しい味。 一口口にした味噌汁から感じたその優しさが口内に広がる。 思わず呟いた言葉を聞き逃すことは決してなく、向かいの彼女はにっこりと微笑んだ。 「よかった、おいしいって言ってもらえて」 嬉しいな。 えへへ、と照れ隠しをするように彼女も汁椀を手に取り、顔を隠す。 こんなことで喜ばせることができるなら何回でも言ってやりたい。 こういう時だけは、藤川や新海がうらやましくなる。 どうやら俺が箸をつけるのを待っていたようで、にっこり微笑んだ後、彼女も食事を始める。 今日の予定、患者の様子、昨日あった他愛もない出来事。 時々相槌を打つ以外話すこともない俺との会話なんてつまらないと思うのだが、そんなことを微塵も感じさせず彼女はくるくるとよく変わる豊かな表情で、1人楽しそうに話している。 「冴島さんが来週から産休に入るから、みんなでご飯に行こって話が出てるの。 みんな揃うの難しいかもしれないけど、思いきってその日はフェローだけに当直任せてみようかなって思うんだけど、どうかな? もちろん、私たちもすぐ駆けつけられるようにしておこうとは思うんだけど」 「いいんじゃないか、それで。 あいつらにもいい機会だろ」 「よし、じゃあ今日みんなに伝えてみるね!」 優しい朝ごはんでお腹が満たされる。 彼女の言葉や表情で、体の奥の何かが満たされる。 その後も彼女はああ、そうか、うん、くらいしか言わない俺を相手に、楽しげに話を続ける。 どれも他愛ないこと、だが彼女に見えてる世界に触れられるだけで俺は楽しい。 そのことが少しでいいから、伝わると、いい。 終わるのが惜しくて仕方がない朝食の時間が終わる。 二人揃ってごちそうさま、と手を合わせて席を立った。 「あ、片付けするから、先に支度してきて」 「いいから、俺がする。 朝ごはん作ってくれたんだし、」 支度は女の方が時間かかるだろ。 自分でも嫌になるほどぶっきらぼうな言い方だったが、彼女はまるで気にすることなく、ありがとう、じゃあお願いしちゃうねと言い、身を翻していった。 ありがとう、その言葉と一緒に甘えるように一瞬二の腕に触れた彼女の手の感触が、しばらく消えずに残った。 片付けを終え、部屋に戻って手早く身支度を整え、玄関で靴を履き彼女を待つ。 俺が待っていることに気づいて、かばんを持ちバタバタと出てくる彼女。 「ごめんね、待たせちゃって」 「いいから落ち着け、まだ時間も大丈夫だろ」 落ちた髪を耳に引っかけながら慌てて靴を履こうとする彼女のかばんを引き受ける。 いつでもお礼を欠かさない彼女のありがとう、それを聞くためなら何でもできそうな気すらする。 爪先を、とんとん。 靴を履き終えた彼女が顔をあげると、思わぬ距離の近さに、俺の鼓動が聞こえないのかと一瞬焦る。 そんな俺の気持ちもいざ知らず、今日も可愛い彼女は満面の笑みを浮かべて俺に言う。 「今日も頑張ろうね、耕作」 「……そうだな、恵」 にこりと弧を描く目の前の艶やかな唇が誘うように香る。 さっきの朝食よりもうまそうなそれ、考えるとか理性とかそんなことは忘れ、思わず自分から距離を近づけ……。 「藍沢せんせーい、こんなとこで寝ないで、ちゃんと寝た方がいいよー?」 そんな呼び掛けとともに、とんとんと肩を叩かれる。 医局の片隅、覚えのある寝心地。 いつの間にかソファーに横たわり、意識を沈めていたらしい。 顔の上におおいかぶさる影、眠りを妨げられたことに少しの苛立ちを覚えながらうっすら目を開けた。 目の前に、彼女が、いた。 「仮眠室空いてるから、そっちで少し休んできたらどう?」 長いまつげに縁取られた大きな瞳が2つ、こちらを心配げにうかがってる。 「…………恵」 現実と夢の境目が判然とせず、無意識に呟いたのは彼女の下の名。 寝起きで掠れたその声に不意打ちを食らったのは言うまでもなく。 「~~~~~~~っっ!?!?!?」 一瞬で顔まで湯気を上らせた彼女がどたばたとすごい物音を立てて医局から飛び出していった。 その突飛な行動に驚いたのだろう、フェローは目を丸くしている。 「白石、どしたんだ?何かあったのか?」 「……いや」 フェローと同じく事態を把握できず問いかけてきた藤川に適当な返事を返す。 ようやく意識がしっかりと現実に戻ったところで、体を起こし、自分の手のひらを見つめる。 握って、開いて、握って、開いて。 夢のような、彼女の感触、匂い、体温。 いつか、夢の中ではなく、君と暮らせば。 あのあまやかな存在が、この手から離れることなくそばに在る。 いつかのその日に決意を込め、ぎゅっと拳を握りしめた。

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ウクレレ弾き語りSupport♪『栄冠は君に輝く』~夏の全国高校野球選手権大会の歌~

君がいない日々生活 コード

曲名:セイカツ 歌:おさるのうた おさるのうたさんのYOUTUBEに動画が上がっていました。 TikTokで流行っていた曲のフルバージョンで「セイカツ」というタイトルの曲でした。 声がすっっごいいいですね。 ハスキーで揺れがあってちょっと不安定な感じもすごくいいなと思いました。 TikTokでカップルの日常の動画に使われててとてもエモい 1y3m。 もうすぐ卒業。 友達としても恋人としてもずっと一緒にいたから、これから毎日会わなくなると思うと寂しいです。 一枚だけ付き合ってない時の写真があります。 こちらの動画にたくさんのいいねがついています。 写真のぼかしなどがプロっぽいものすっごいいいですね。 日常が想像できるような、セイカツが切り取られたかのような写真に、おさるのうたさんの声と歌がぴったり合っていて、映画エンディングのようです。 TikTokの動画のコメント欄では、「なんだこのエモいカップル」「エモすぎて映画始まるかと思いました」「1枚1枚映画のワンシーンみたいで素敵」など動画を絶賛するコメントがたくさんありました。 とにかく写真が素敵すぎる!ということでスマホなのかちゃんとしたカメラなのか?と思い、投稿者さんのインスタへ飛んでみました。 おさるのうたさんの「セイカツ」の歌詞 おさるのうたさんの「セイカツ」の歌詞はYOUTUBE動画の概要欄に貼ってありました。 「セイカツ」 君がいない日々、生活、毎日は 僕は超えられそうにないから 何をするにも途切れ途切れ そんな生活の中で巡り会えた 行くたび立ち止まり行き止まり そんな事もなんか愛おしくて 交差する感情進む時間 孤独に潰されそうな日は多く 何を選びどこに進もう 募る期待と不安な僕 それでもどうか 食らいついて 君がいない日々生活毎日は 僕は超えられそうにないから きっといつかの日を思い後悔して また嫌になってしまうから 当たり前は偶然の連鎖で 毎日は生まれ変わりつつあって 何を見出しどこに行こう まだ幼い僕らだから それでもどうか 縋り付いて 君がいない日々生活毎日は 僕は進めそうにないから きっといつかの日を悔み俯いて またダメになってしまうから 君のいない日々生活毎日は 僕は超えられそうにないから きっといつかの日を思い後悔して また嫌にになってしまうから 君がいない日々生活毎日は 僕は進めそうにないから きっといつかの日を悔み俯いて またダメになってしまうから どうか素晴らしい日に.

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エレカシ弾き語りコード譜

君がいない日々生活 コード

只今定期考査真っ最中です。 今日でようやく半分が終了。 あと2日頑張ってほしい。 帰寮して2週間ちょっとでのテスト。 なのにテスト範囲はとてつもなく広いし、 初めての教科もある。 例えば週に1度しかない教科だったら、 2回しか授業受けてないじゃん。 しかも1回目なんて先生の紹介とかどんな事をやるのか みたいなオリエンテーション的なことだろうし。 こんなんでテストって大丈夫だろうか。 恐ろしい。 相変わらず、テスト中は毎日どんな感じだったのかを メールで報告してくれる息子。 でもよく出来る子たちも皆んな出来なかったって言ってたみたい。 公民は、中学3年になり初めての教科。 授業は訳がわからないが、先生が1年の時の地理の先生と同じ為 この先生のテスト出題傾向がわかっているので、 プリントさえしっかりやっていれば、ある程度の点は 取れるらしい。 ただプリントの枚数が凄まじい数だから 覚えられないみたい。 たぶん90点くらいかなとの予想。 息子は100点以上は全て100点にしかならないことを この2年間の経験で知っている為、99点って書いたそう。 その話をしたら皆んなに性格悪いって言われたらしい(笑)。 頭いいじゃん、でも理系の子はそう書くよねって 返事しておいた。 2日目 英語演習、物理、現代文。 英語は全然できなかったと一言。 あーなんか英語ヤバイな。 英語もっとちゃんとやらせないとな。 みんなできているっぽい。 現代文は、80くらいかなと。 良くも悪くもない感じ。 漢字ミスしたと。 折り返し地点。 ガンバレ。

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