ジェレミー ブレッド。 ジェレミー・ブレットのシャーロック・ホームズは最高だった!(Jeremy Brett's Sherlock Holmes)

野村萬斎とジェレミーブレッドの色気

ジェレミー ブレッド

来歴・人物 [ ] 生い立ち [ ] の(現在は)バークスウェルに、州地方長官の息子として生まれる。 出生年月は諸説あり、またはに生まれたとされる。 に生まれたとの出典も存在する。 一族は食品会社社の経営者一族であったため、ブレットは恵まれた環境で育った。 パブリック・スクールの名門に進むが、在学中はのために苦労したという。 舞台・映画での活動 [ ] で演技を学び、にで初舞台を踏む。 」という店名に因み「ジェレミー・ブレット」という芸名を名乗る。 ナショナル・シアター・カンパニーに参加したこともあり、舞台出演が多い。 、舞台でを演じたこともある(シャーロック・ホームズ役は)。 に女優の(俳優の娘)と結婚したが、に離婚。 マッセイとの間に生まれた息子のデイヴィッド・ハギンズは兼となった。 ブレットはから多くのにも出演した。 の『三銃士』や、がシャイロックを演じたの『』などが有名である。 また、に出演した映画『』では、演じる主人公に思いを寄せる若き貴族フレディを演じた。 ちなみに、ブレット演じるフレディがイライザの住む家を見上げるシーンで、有名なナンバー「君住む街角」( On the Street Where You Live)が歌われている。 の映画『』では役の候補に名前が挙がるが、結局がボンド役を獲得した。 また、『』のオーディションも受けたが、結局ボンド役を得ることはなかった。 からまで俳優の ()と交際する。 後半には ()とも交際した。 シャーロック・ホームズ [ ] 舞台や映画などで幅広く活動を展開したブレットだが、より放映された版(日本ではで放映)の『』(全41話)での役が特に有名である。 原作からイメージされるホームズの風貌や仕草、性格を完璧に体現し、これ以上のハマり役はいないと高く評価された。 ブレットのホームズは史上最高であると高く評価されており、伝説のホームズ俳優であるや、英国のホームズファン協会の公認する唯一の俳優といわれた、数多くの映画でホームズを演じたをも凌ぐとされる。 の著名なである ()は「息を呑むほどの分析力、奇怪な変装術、落ち着いた雰囲気、複雑極まりない事件を解決するという熱意。 ブレットこそは理想的なホームズである」とブレットのホームズ役を絶賛している。 にはアメリカ人のプロデューサー、ジョアン・ウィルソンと再婚。 にウィルソンが癌で亡くなった後は再婚することはなかった。 双極性障害の悪化 [ ] ブレットはを患っており、症状はウィルソンの死後に悪化した。 不幸なことに、ウィルソンの晩期と「ホームズの死」がテーマとなる放送回を撮影していた時期とが重なってしまい、そのことがブレットをより精神的に困難な状況に導いた。 ウィルソンの死後、約1年間『シャーロック・ホームズ』の撮影を休んだ。 には新しいエピソードの撮影を開始するが、過酷な撮影スケジュールが深い悲しみの中にいたブレットをますます混乱させ消耗させる結果になった。 人生の最後の10年間では、完全なとなる。 医者からリチウム錠を処方されたブレットは、この薬が自分にとって何の助けにもならないとは知りながらも、病気と少しでも上手く付き合うために服用を続けた。 やがて精神的に危機的状態を迎えたブレットは、何度か入退院を繰り返す。 『シャーロック・ホームズ』シリーズの完結に向かいながらも、ブレットの健康はますます損なわれ、その影響はブレットの外観にも明らかに現れるようになった。 のによって体重増加とが起こり、次第にブレットの動きは緩慢なものとなる。 それによって、劇中でのホームズとしての演技も変化した。 ブレットの心臓弁には幼少期にかかったによる後遺症があり、ブレットの心臓は通常の成人男性のおよそ2倍の大きさであった。 これらの健康上の問題からホームズを演じることはますます困難となり、撮影セットでは酸素マスクを手放せなくなる。 そのような中でも、ブレットはたった一言「But, darlings, the show must go on(直訳:しかし諸君、ショーは続けねばならない)」とだけ答えたという。 晩年 [ ] 最晩年の数年間にはブレットは率直に病気について語り、人々が病の兆候を認識し必要な助けを求めるよう励ましを送り続けた。 、のための自宅で亡くなる。 享年61。 ブレットが亡くなった1か月後の同年には、元恋人のゲイリー・ボンドものために亡くなった。 主な出演作品 [ ] 映画 [ ]• War and Peace (1956年)• My Fair Lady (1964年)• The Medusa Touch (1978年)• Macbeth (1981年)• Mad Dog And Englishmen Shameless (1994年)• Moll Flanders (1996年) テレビドラマ [ ]• (1984年 - 1994年)• レベッカ Rebecca (1979年) テレビドキュメンタリー [ ]• ホストとして出演。 DVD『マイ・フェア・レディ スペシャル・エディション』に収録されている。 で放送されたこともあった。 外部リンク [ ]• - (英語)•

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アナタはどっちがお好き?イギリスが生んだ最高のシャーロック・ホームズ新旧対決!

ジェレミー ブレッド

作品の特徴 [ ] 原作に忠実であることを意識して作られており、物語の背景となるの、古く重厚な趣きあるを再現。 またにといったホームズお馴染みの姿は原作発表当時のイラストレーターだったの創作であることから本作では姿を見せない等、徹底している。 ただし、鹿撃ち帽単独では、ロンドン市内を出る大きな外出の時によく使われている。 特筆すべきは相棒にしてホームズの伝記作家でもある医師の描かれ方である。 それまでの映像作品などではホームズを引き立てるため、どちらかと言えば騒がしく愚鈍な人物として描かれてきた彼を、信頼できる真の紳士として復活させた。 後期に至っては、原作自体が映像化困難なもの、出来が悪いものを何とか鑑賞に堪えるものとするため、そしてジェレミー・ブレットの体調問題などにより様々なアレンジが加わっている(中には非難の声の大きいものもある)。 また初期に使われていたベーカー街外観のセットも、観光ルートになってしまい使用できず、様々なアプローチが取られている。 ドイルのホームズ作品中、本シリーズで制作されなかったものは次の通り。 「」 主要登場人物 [ ] :(声:〈追加収録:〉) 世界で最も高名な探偵。 常に知的刺激を求めることが最優先とし世間的には変人の類である。 風変わりな事件の捜査には寝食を惜しんで当たるが、何事もなく退屈をもてあますとワガママになって荒れ、に手を出す悪癖を持つ(NHK放映版では負の側面がほぼ全てカットされている)。 本質は騎士道精神に満ちあふれた礼儀正しい紳士で友情にも非常に厚い。 相棒のワトスンに人間的に全幅の信頼を置いている(知性に関してはその限りでない)。 趣味でバイオリンの演奏をするときもある。 論理の信奉者で、あり得ないことを除けば、いかに信じられないことだろうと真実であるという信条を持つ。 多種多様な犯罪捜査に関する知識を持ち、当時の警察よりも先んじて指紋等の重要性に気付いている辺りに、先見性がうかがわれる。 女性に対する視線は辛辣そのもの。 だが才気や行動力を見せる女性に対してはその限りではなく、大家であるハドスン夫人には慈愛を持って接している。 演じるジェレミー・ブレットは舞台の名優であり、エキセントリックかつ紳士という複雑なホームズ像を見事に表現。 最高のホームズ役者として今なお知られている。 役の重圧、妻の死去によるの悪化などから、幾度も降板の意志を示していたが、要望に応え続投。 後期シリーズでは幼少時のにより弱っていた心臓の状態をや双極性障害の治療薬の副作用などで悪化させ、更に心臓病の薬の副作用で太ってしまうなど体調の芳しくない中、撮影途中で倒れてしまう事態に陥る。 そして第6シリーズ終了後心臓麻痺で死去。 原作全てを映像化という本シリーズファンの想いは夢となった。 NHK放映版での吹替は露口茂。 後に発売された完全版では、露口が引退状態のためか、NHK放映版でカットされた部分は諸角憲一が担当した。 第1・2シリーズ:(声:〈追加収録:/〉) 第3シリーズ以降:(声:〈追加収録:/〉) ホームズの同居人かつ唯一無二の親友であり、話の語り手である医師。 インドでの軍医経験があるが負傷して帰国し、友人を介してホームズと知り合う。 奔放なホームズに悩まされることも多いが、常に友情と尊敬の念で彼を見守る。 ホームズ曰く最高の相棒である。 なお、原作よりは多少推理力・観察力が鋭くなっている。 原作では結婚後開業医としてホームズとの同居生活に終止符を打つが、本作ではドラマ製作の都合から未婚のまま同居を続けている。 初期シリーズでは血気盛んな若き元軍医をデビッド・バークが演じたが、家族と過ごす時間を増やしたいという理由で第2シリーズで降板。 第3シリーズは3年後の設定のため俳優交代はスムーズに行われた。 後期ワトスンのエドワード・ハードウィックは穏やかな初老のワトスンを見事に演じ、作品のムードに落ち着きを与えている。 DVD完全版では、長門が重鎮であること(2011年に逝去)、福田が逝去していることなどから、代役が追加吹替を行っている。 :(声:) ホームズが下宿するベーカー街221Bの家主。 奔放な下宿人に相当手を焼いている。 とは言えホームズの金払いの良さ、また彼が尊敬できる人物であることから、母のような立場で彼を見守っている。 事件解決のためホームズが仮病を使った時、朝まで帰ってこなかった時などは心底から心配している描写が見られ、本作の人間関係の暖かさを象徴している。 後に発売されたDVD完全版でも、引き続き竹口本人が追加吹替を行っている。 :コリン・ジェボンズ(声:) ロンドン警視庁(通称)の警部。 ある時はホームズに敵愾心を燃やして対抗し、ある時は目の前でホームズの才能を見せ付けられて賛嘆する。 役人らしく尊大なところはあるが、自分の手に余る難事件の相談をもちかけにベーカー街の2人を訪ねることもある。 ホームズが名声に興味を示さない気質のために、事件解決の手柄を譲り受けている。 行動的で標準的な捜査を行う。 ホームズには協力的で一定の敬意を払っているが、時として行動を諌めたり諫言したりすることもある。 「青い紅玉」ではブライアン・ミラーが、「ブルースパーティントン設計書」と「マザランの宝石」ではデニス・リルが務めている 吹き替えは「ブルース〜」が小林、「マザラン〜」は上田が担当。 :(声::9話/それ以降:) シャーロック・ホームズの兄。 ・クラブなるロンドン一風変わりなクラブの創設者の一人。 シャーロックよりも頭脳は明晰であるが、行動力がないために探偵には向かないと兄弟は自分達を評している。 その頭脳を買われて、英国政府の情報分析や政策決定に深く関わっているとされる。 本作においては後述する制作上の事情から登場作数も原作より増えた。 演じるチャールズ・グレイの明朗さもあって、割と行動的な好々爺として描かれている。 教授:エリック・ポーター(声:) シャーロック・ホームズ最大の敵。 天才数学者という表の顔を持ちながら、ロンドンひいては欧州の犯罪を影で糸引く怪人物。 ホームズの度重なる妨害に業を煮やし、彼の抹殺に乗り出す。 本作においては、原作での初登場作となる「最後の事件」以前に放映された「赤毛同盟」において登場する。 わずか2話のみの登場ながら、原作の挿絵にもよく似ている風貌のエリック・ポーターの重厚な演技により、いわば急遽登場したホームズの仇敵に恐ろしいまでの現実感が与えられた(吹替の南原の威圧感ある演技も一役買っている)。 日本国内での放送 [ ] 日本ではにおいて吹き替え版が製作され、からにかけて初回放映、その後何度も再放送された。 放送枠の都合上、すべてのエピソードで5分ほどのカットが行われている。 このため、ホームズがコカイン依存症であるなど重要なシーンが抜け落ちている。 また、後にノーカット版のソフト化が行われた際、カットされたシーンの吹き替えを新たに取り直す必要に迫られることになった。 日本で放映順に変化のあった場合は()内にて。 海外ではシリーズ名が変化していたが日本では一貫して「シャーロック・ホームズの冒険」である。 第1シリーズ/The Adventures of Sherlock Holmes• 第1話 /A Scandal In Bohemia 初短編集第一話の映像化。 王族にも態度を変えないホームズの頑なさ、変装の妙技、そして全編を通じてホームズを驚嘆させた唯一の「あの女性」エレーナ・アドラー(原作訳本では)の登場とバラエティに富んでいる。 第2話 /The Dancing Men 暗号解読のシーンはNHK版では放映時間の都合でカットされた。 第3話 /The Naval Treaty• 第4話 /The Solitary Cyclist• 第5話 /The Crooked Man• 第6話 /The Speckled Band NHK再放送分より、一部語句が不適切な表現として変更されている。 第7話 /The Blue Carbuncle 第2シリーズ/The Adventures of Sherlock Holmes• 第8話 /The Copper Beeches• 第9話 /The Greek Interpreter マイクロフト初登場。 第10話 /The Norwood Builder レストレード警部初登場。 原作中の焼死体をめぐる無理のある設定が若干変更されている。 なお、吹き替え版ではレキシントン夫人役でが登板し、ワトソン役の長門裕之と夫婦共演となっている。 第11話 /The Resident Patient• 第12話 /The Red-Headed League 本作では次回の伏線としてモリアーティ教授が登場。 第13話 /The Final Problem ホームズ死亡による最終回。 第3シリーズ/The Return of Sherlock Holmes• 第14話 /The Empty House 死亡したはずのホームズの帰還を描く。 ワトスン役がエドワード・ハードウィックに交代。 第15(18)話 /The Abbey Grange• 第16(17)話 /The Musgrave Ritual 原作では昔話として語られるのみだが、本作ではワトスンを伴っての訪問中の突発事に変更されている。 第17(16)話 /The Second Stain• 第18(19)話 もう一つの顔/The Man with the Twisted Lip 邦訳題は「」が一般的であるがNHK基準に引っかかったためか変更。 第19(15)話 /The Priory School• 第20話 /The Six Napoleons レストレード警部が合流する機会の多いエピソード。 テーブルクロス引きをホームズがさりげなく行うシーンがある。 第4シリーズ/The Return of Sherlock Holmes• 第21(23)話 /The Devil's Foot この時期ジェレミーは降板を考えており、短髪なのはそのためである。 第22話 /Silver Blaze• 第23(24)話 /Wisteria Lodge 原作は中篇。 怪奇趣味を演出するあるシチュエーションは時代にそぐわないため削除されている。 第24(25)話 /The Bruce-Partington Plans• 第25(21)話 /The Sign of Four(2時間スペシャル:日本初回放送時は放映枠の都合で前後編)• 第26話 /The Hound of the Baskervilles(2時間スペシャル:日本初回放映時は放映枠の都合で前後編) 第5シリーズ/The Casebook of Sherlock Holmes• 第27話 /The Disappearance of Lady Frances Carfax• 第28(29)話 のなぞ/The Problem of Thor Bridge 馬車が主流だった時代に、シリーズ初の自動車(1901年型メルセデス)が登場する。 第29(28)話 /The Boscombe Valley Mystery• 第30(31)話 /The Illustrious Client• 第31(30)話 /Shoscombe Old Place 当時19歳のが出演している。 ジュード・ロウはその後版でワトスンを演じた。 第32話 /The Creeping Man 原作での無茶な設定を怪奇趣味を施すことで映像化している。 2時間スペシャルシリーズ• 第33(34)話 /The Master Blackmailer シリーズ唯一のホームズのキスシーンが見られる。 第34(33)話 /The Last Vampyre 同名原作を元にしてはいるが脚色が多い。 第35話 未婚の貴族/The Eligible Bachelor 原作「(別題:『』)」を元にした一作。 第6シリーズ/The Memoirs of Sherlock Holmes• 第36話 /The Three Gables 原作においてホームズが黒人をののしるシーンがあるが(初期の原作では見られなかった差別意識である)、台詞態度とも真摯なものに変更。 第37話 /The Dying Detective• 第38(40)話 /The Golden Pince-Nez ワトスン役のハードウィックのスケジュールの都合でマイクロフトが三度登場。 第39(38)話 /The Red Circle• 第40(41)話 /The Mazarin Stone with The Three Garridebs 戯曲を書き直した原作に、「」を組み合わせて映像化されたもの。 ジェレミーが発作を起こし撮影直前に入院したため、登場シーンはマイクロフトに変更され、冒頭と終盤のジェレミーの出演は別撮りである。 なお日本ではこのエピソードが最終話となった。 第41(39)話 /The Cardboard Box 復帰したジェレミー演じる最後のホームズである。 ソフト化など [ ] からより『シャーロック・ホームズ全集』と題してが全23巻が発売されていたが、全て英語音声日本語字幕スーパーでの収録で、サブタイトルもNHK版に依っていなかった。 また同社からはBGM19曲を収録したサウンドトラックも発売されていた(いずれも現在は廃盤)。 その後により発売されたにおいて、初めてNHK放映の日本語版音声が収録されたが、での放送の際に時間枠の都合上カットされたシーンが存在したため、そのシーンのみ英語音声日本語字幕での収録となった。 更にには、カットシーンの分に追加で吹替収録が行われたものがDVD完全版として発売された(ホームズおよびワトスン役の吹替えは前述の通り代役が担当し、その他のキャスト〈ゲスト側も含む〉は一部を除き極力NHK放送当時と同じ声優が担当した)。 なお、旧版と完全版のいずれにも本国オリジナル版の映像に加えて、NHKで放送された当時の映像(放送枠に合わせカット・編集された日本語版)が全話分収録されている。 末には、SD解像度からの変換ではなくフィルム原版からのHDテレシネにより高解像度化が実現したマスターを収録した12枚組のBOXセットが発売された。 ただしこれにはNHK本放送時の映像の収録は無い。 なおからまでで放送された「ハイビジョンリマスター版」にはこのブルーレイのマスターが使用されている。 この放送では同局で放送された『』同様追加部分の吹替出演者はクレジットされていない。 脚注 [ ]• 第5シリーズまでは画面両サイドに黒枠が付くスタンダード・サイズで第6シリーズはハイビジョンサイズ。 ただし第6シーズン初回=第36話 はHD解像度ではない。 NHK-BSでの番組オープニング途中に以下のスーパーが入る。 「 本エピソード「三破風館」はオリジナルフィルム紛失のためハイビジョン画質ではありません。 ご了承ください。 」 外部リンク [ ]• この項目は、に関連した です。

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作品の特徴 [ ] 原作に忠実であることを意識して作られており、物語の背景となるの、古く重厚な趣きあるを再現。 またにといったホームズお馴染みの姿は原作発表当時のイラストレーターだったの創作であることから本作では姿を見せない等、徹底している。 ただし、鹿撃ち帽単独では、ロンドン市内を出る大きな外出の時によく使われている。 特筆すべきは相棒にしてホームズの伝記作家でもある医師の描かれ方である。 それまでの映像作品などではホームズを引き立てるため、どちらかと言えば騒がしく愚鈍な人物として描かれてきた彼を、信頼できる真の紳士として復活させた。 後期に至っては、原作自体が映像化困難なもの、出来が悪いものを何とか鑑賞に堪えるものとするため、そしてジェレミー・ブレットの体調問題などにより様々なアレンジが加わっている(中には非難の声の大きいものもある)。 また初期に使われていたベーカー街外観のセットも、観光ルートになってしまい使用できず、様々なアプローチが取られている。 ドイルのホームズ作品中、本シリーズで制作されなかったものは次の通り。 「」 主要登場人物 [ ] :(声:〈追加収録:〉) 世界で最も高名な探偵。 常に知的刺激を求めることが最優先とし世間的には変人の類である。 風変わりな事件の捜査には寝食を惜しんで当たるが、何事もなく退屈をもてあますとワガママになって荒れ、に手を出す悪癖を持つ(NHK放映版では負の側面がほぼ全てカットされている)。 本質は騎士道精神に満ちあふれた礼儀正しい紳士で友情にも非常に厚い。 相棒のワトスンに人間的に全幅の信頼を置いている(知性に関してはその限りでない)。 趣味でバイオリンの演奏をするときもある。 論理の信奉者で、あり得ないことを除けば、いかに信じられないことだろうと真実であるという信条を持つ。 多種多様な犯罪捜査に関する知識を持ち、当時の警察よりも先んじて指紋等の重要性に気付いている辺りに、先見性がうかがわれる。 女性に対する視線は辛辣そのもの。 だが才気や行動力を見せる女性に対してはその限りではなく、大家であるハドスン夫人には慈愛を持って接している。 演じるジェレミー・ブレットは舞台の名優であり、エキセントリックかつ紳士という複雑なホームズ像を見事に表現。 最高のホームズ役者として今なお知られている。 役の重圧、妻の死去によるの悪化などから、幾度も降板の意志を示していたが、要望に応え続投。 後期シリーズでは幼少時のにより弱っていた心臓の状態をや双極性障害の治療薬の副作用などで悪化させ、更に心臓病の薬の副作用で太ってしまうなど体調の芳しくない中、撮影途中で倒れてしまう事態に陥る。 そして第6シリーズ終了後心臓麻痺で死去。 原作全てを映像化という本シリーズファンの想いは夢となった。 NHK放映版での吹替は露口茂。 後に発売された完全版では、露口が引退状態のためか、NHK放映版でカットされた部分は諸角憲一が担当した。 第1・2シリーズ:(声:〈追加収録:/〉) 第3シリーズ以降:(声:〈追加収録:/〉) ホームズの同居人かつ唯一無二の親友であり、話の語り手である医師。 インドでの軍医経験があるが負傷して帰国し、友人を介してホームズと知り合う。 奔放なホームズに悩まされることも多いが、常に友情と尊敬の念で彼を見守る。 ホームズ曰く最高の相棒である。 なお、原作よりは多少推理力・観察力が鋭くなっている。 原作では結婚後開業医としてホームズとの同居生活に終止符を打つが、本作ではドラマ製作の都合から未婚のまま同居を続けている。 初期シリーズでは血気盛んな若き元軍医をデビッド・バークが演じたが、家族と過ごす時間を増やしたいという理由で第2シリーズで降板。 第3シリーズは3年後の設定のため俳優交代はスムーズに行われた。 後期ワトスンのエドワード・ハードウィックは穏やかな初老のワトスンを見事に演じ、作品のムードに落ち着きを与えている。 DVD完全版では、長門が重鎮であること(2011年に逝去)、福田が逝去していることなどから、代役が追加吹替を行っている。 :(声:) ホームズが下宿するベーカー街221Bの家主。 奔放な下宿人に相当手を焼いている。 とは言えホームズの金払いの良さ、また彼が尊敬できる人物であることから、母のような立場で彼を見守っている。 事件解決のためホームズが仮病を使った時、朝まで帰ってこなかった時などは心底から心配している描写が見られ、本作の人間関係の暖かさを象徴している。 後に発売されたDVD完全版でも、引き続き竹口本人が追加吹替を行っている。 :コリン・ジェボンズ(声:) ロンドン警視庁(通称)の警部。 ある時はホームズに敵愾心を燃やして対抗し、ある時は目の前でホームズの才能を見せ付けられて賛嘆する。 役人らしく尊大なところはあるが、自分の手に余る難事件の相談をもちかけにベーカー街の2人を訪ねることもある。 ホームズが名声に興味を示さない気質のために、事件解決の手柄を譲り受けている。 行動的で標準的な捜査を行う。 ホームズには協力的で一定の敬意を払っているが、時として行動を諌めたり諫言したりすることもある。 「青い紅玉」ではブライアン・ミラーが、「ブルースパーティントン設計書」と「マザランの宝石」ではデニス・リルが務めている 吹き替えは「ブルース〜」が小林、「マザラン〜」は上田が担当。 :(声::9話/それ以降:) シャーロック・ホームズの兄。 ・クラブなるロンドン一風変わりなクラブの創設者の一人。 シャーロックよりも頭脳は明晰であるが、行動力がないために探偵には向かないと兄弟は自分達を評している。 その頭脳を買われて、英国政府の情報分析や政策決定に深く関わっているとされる。 本作においては後述する制作上の事情から登場作数も原作より増えた。 演じるチャールズ・グレイの明朗さもあって、割と行動的な好々爺として描かれている。 教授:エリック・ポーター(声:) シャーロック・ホームズ最大の敵。 天才数学者という表の顔を持ちながら、ロンドンひいては欧州の犯罪を影で糸引く怪人物。 ホームズの度重なる妨害に業を煮やし、彼の抹殺に乗り出す。 本作においては、原作での初登場作となる「最後の事件」以前に放映された「赤毛同盟」において登場する。 わずか2話のみの登場ながら、原作の挿絵にもよく似ている風貌のエリック・ポーターの重厚な演技により、いわば急遽登場したホームズの仇敵に恐ろしいまでの現実感が与えられた(吹替の南原の威圧感ある演技も一役買っている)。 日本国内での放送 [ ] 日本ではにおいて吹き替え版が製作され、からにかけて初回放映、その後何度も再放送された。 放送枠の都合上、すべてのエピソードで5分ほどのカットが行われている。 このため、ホームズがコカイン依存症であるなど重要なシーンが抜け落ちている。 また、後にノーカット版のソフト化が行われた際、カットされたシーンの吹き替えを新たに取り直す必要に迫られることになった。 日本で放映順に変化のあった場合は()内にて。 海外ではシリーズ名が変化していたが日本では一貫して「シャーロック・ホームズの冒険」である。 第1シリーズ/The Adventures of Sherlock Holmes• 第1話 /A Scandal In Bohemia 初短編集第一話の映像化。 王族にも態度を変えないホームズの頑なさ、変装の妙技、そして全編を通じてホームズを驚嘆させた唯一の「あの女性」エレーナ・アドラー(原作訳本では)の登場とバラエティに富んでいる。 第2話 /The Dancing Men 暗号解読のシーンはNHK版では放映時間の都合でカットされた。 第3話 /The Naval Treaty• 第4話 /The Solitary Cyclist• 第5話 /The Crooked Man• 第6話 /The Speckled Band NHK再放送分より、一部語句が不適切な表現として変更されている。 第7話 /The Blue Carbuncle 第2シリーズ/The Adventures of Sherlock Holmes• 第8話 /The Copper Beeches• 第9話 /The Greek Interpreter マイクロフト初登場。 第10話 /The Norwood Builder レストレード警部初登場。 原作中の焼死体をめぐる無理のある設定が若干変更されている。 なお、吹き替え版ではレキシントン夫人役でが登板し、ワトソン役の長門裕之と夫婦共演となっている。 第11話 /The Resident Patient• 第12話 /The Red-Headed League 本作では次回の伏線としてモリアーティ教授が登場。 第13話 /The Final Problem ホームズ死亡による最終回。 第3シリーズ/The Return of Sherlock Holmes• 第14話 /The Empty House 死亡したはずのホームズの帰還を描く。 ワトスン役がエドワード・ハードウィックに交代。 第15(18)話 /The Abbey Grange• 第16(17)話 /The Musgrave Ritual 原作では昔話として語られるのみだが、本作ではワトスンを伴っての訪問中の突発事に変更されている。 第17(16)話 /The Second Stain• 第18(19)話 もう一つの顔/The Man with the Twisted Lip 邦訳題は「」が一般的であるがNHK基準に引っかかったためか変更。 第19(15)話 /The Priory School• 第20話 /The Six Napoleons レストレード警部が合流する機会の多いエピソード。 テーブルクロス引きをホームズがさりげなく行うシーンがある。 第4シリーズ/The Return of Sherlock Holmes• 第21(23)話 /The Devil's Foot この時期ジェレミーは降板を考えており、短髪なのはそのためである。 第22話 /Silver Blaze• 第23(24)話 /Wisteria Lodge 原作は中篇。 怪奇趣味を演出するあるシチュエーションは時代にそぐわないため削除されている。 第24(25)話 /The Bruce-Partington Plans• 第25(21)話 /The Sign of Four(2時間スペシャル:日本初回放送時は放映枠の都合で前後編)• 第26話 /The Hound of the Baskervilles(2時間スペシャル:日本初回放映時は放映枠の都合で前後編) 第5シリーズ/The Casebook of Sherlock Holmes• 第27話 /The Disappearance of Lady Frances Carfax• 第28(29)話 のなぞ/The Problem of Thor Bridge 馬車が主流だった時代に、シリーズ初の自動車(1901年型メルセデス)が登場する。 第29(28)話 /The Boscombe Valley Mystery• 第30(31)話 /The Illustrious Client• 第31(30)話 /Shoscombe Old Place 当時19歳のが出演している。 ジュード・ロウはその後版でワトスンを演じた。 第32話 /The Creeping Man 原作での無茶な設定を怪奇趣味を施すことで映像化している。 2時間スペシャルシリーズ• 第33(34)話 /The Master Blackmailer シリーズ唯一のホームズのキスシーンが見られる。 第34(33)話 /The Last Vampyre 同名原作を元にしてはいるが脚色が多い。 第35話 未婚の貴族/The Eligible Bachelor 原作「(別題:『』)」を元にした一作。 第6シリーズ/The Memoirs of Sherlock Holmes• 第36話 /The Three Gables 原作においてホームズが黒人をののしるシーンがあるが(初期の原作では見られなかった差別意識である)、台詞態度とも真摯なものに変更。 第37話 /The Dying Detective• 第38(40)話 /The Golden Pince-Nez ワトスン役のハードウィックのスケジュールの都合でマイクロフトが三度登場。 第39(38)話 /The Red Circle• 第40(41)話 /The Mazarin Stone with The Three Garridebs 戯曲を書き直した原作に、「」を組み合わせて映像化されたもの。 ジェレミーが発作を起こし撮影直前に入院したため、登場シーンはマイクロフトに変更され、冒頭と終盤のジェレミーの出演は別撮りである。 なお日本ではこのエピソードが最終話となった。 第41(39)話 /The Cardboard Box 復帰したジェレミー演じる最後のホームズである。 ソフト化など [ ] からより『シャーロック・ホームズ全集』と題してが全23巻が発売されていたが、全て英語音声日本語字幕スーパーでの収録で、サブタイトルもNHK版に依っていなかった。 また同社からはBGM19曲を収録したサウンドトラックも発売されていた(いずれも現在は廃盤)。 その後により発売されたにおいて、初めてNHK放映の日本語版音声が収録されたが、での放送の際に時間枠の都合上カットされたシーンが存在したため、そのシーンのみ英語音声日本語字幕での収録となった。 更にには、カットシーンの分に追加で吹替収録が行われたものがDVD完全版として発売された(ホームズおよびワトスン役の吹替えは前述の通り代役が担当し、その他のキャスト〈ゲスト側も含む〉は一部を除き極力NHK放送当時と同じ声優が担当した)。 なお、旧版と完全版のいずれにも本国オリジナル版の映像に加えて、NHKで放送された当時の映像(放送枠に合わせカット・編集された日本語版)が全話分収録されている。 末には、SD解像度からの変換ではなくフィルム原版からのHDテレシネにより高解像度化が実現したマスターを収録した12枚組のBOXセットが発売された。 ただしこれにはNHK本放送時の映像の収録は無い。 なおからまでで放送された「ハイビジョンリマスター版」にはこのブルーレイのマスターが使用されている。 この放送では同局で放送された『』同様追加部分の吹替出演者はクレジットされていない。 脚注 [ ]• 第5シリーズまでは画面両サイドに黒枠が付くスタンダード・サイズで第6シリーズはハイビジョンサイズ。 ただし第6シーズン初回=第36話 はHD解像度ではない。 NHK-BSでの番組オープニング途中に以下のスーパーが入る。 「 本エピソード「三破風館」はオリジナルフィルム紛失のためハイビジョン画質ではありません。 ご了承ください。 」 外部リンク [ ]• この項目は、に関連した です。

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