ある 日 お姫様 に なっ て しまっ た 件 について 72。 『ある日、お姫様になってしまった件について』3巻のネタバレ!

『ある日、お姫様になってしまった件について』3巻のネタバレ!

ある 日 お姫様 に なっ て しまっ た 件 について 72

「パパ!!会いたかったよ!!」 執務室でお茶を取るクロードに精一杯の笑顔を向ける。 14歳になったからといって,クロードに愛嬌を振り撒くのを忘れてはならない。 「相変わらず騒がしいな。 」 と言いつつも,満更でもなさそうな表情を浮かべている。 さあ,娘の可愛さにひれ伏すと良い! 「明日はバレンタインでしょ?パパに『手作り』のチョコをプレゼントしたいんだけど……パパは甘いの苦手だよね……」 右手は軽く握って口元に,左手は右手首に添えて視線を斜め下に落とす。 クロードにアピールにするためだけに考え出したポージングた。 「パパに嫌いなものを食べて欲しくないから,フィリックスにだけプレゼントしたら良いかな?出来ればパパにも食べて欲しかったんだけど……」 途端クロードの顔が曇る。 対照的にフィリックスは満面の笑みを浮かべた。 「……まあ,食べられないという事はない。 いや,最近は久しく甘いものが食べたい気分だな……」 ほらね。 やっぱり可愛い娘からのチョコレートが欲しいんだ。 「ほんと?パパ食べてくれるの?」 「ああ。 」 「大好き!パパっ!!」 クロードの頬にキスをする。 慣れたものだ。 「あと」 クロードが口を開く。 「フィリックスは1週間甘いものを禁止だ。 」 「本当に姫様がお作りに?」 「そうよリリー。 もうパパにも言っちゃったんだし。 」 オロオロするリリーを諭して,エプロンをつける。 特別に部屋に器具一式を揃えてもらった。 こう見えて,前世では一人暮らしだったから料理くらいできるんだから! 「まず,チョコレートを溶かすんだって。 リリー,どうするの?」 「湯煎にかけるんです。 熱湯を沸かして……」 「めんどくさいなあ。 あっ!ルーカス溶かしてよ。 」 我が物顔で居座るルーカスに視線を移せば,相変わらずお菓子を食べていた。 チョコの入ったボウルを持ってトコトコと歩いていけば, 「嫌だけど。 」 と却下された。 こればかりは強制できない。 思い切り睨みつけてリリーの元へ帰れば, 「魔法使い様が溶かして下さったんですか?」 と尋ねられる。 手元には……溶けきったチョコレートが入ったボウル。 ルーカスの座っていた場所を振り向けば,もう彼は居なかった。 チョコをプレゼントしてやるか。 「それで,次はどうするの?」 「次はですね……」 「パパ!!おはよう!!」 クロードは昨日は執務室に居たけれど,今日は自身の部屋に居た。 「何の用だ。 」 分かりきった事を尋ねてきたけど,これも一種の照れ隠し。 実は楽しみにしているに違いない。 「今日はバレンタインでしょ?パパにチョコケーキを作ったから食べて欲しくて!」 メイドにケーキを持ってきてもらう。 見た目は完璧にケーキ店のケーキ。 味もリリーのお墨付き。 一応甘さは控えめである。 「ふん。 見た目は悪くないな。 」 と外観は及第点をもらえた。 問題は味なのだが……クロードはなかなか食べようとしない。 ずっとケーキを眺めている。 やっぱり,甘いものは苦手なんだろうか……。 「む,無理して食べなくてもいいよ!パパ甘いもの嫌いって分かってるのに……」 どうしてだろ。 クロードに愛嬌を振り撒くためだけの作戦のはずなのに,とても心が痛む。 内心どこかで期待してたのだろうか。 苦手なものを頬張って,『美味しい』といってもらえる事を。 「ごめんね,パパ。 すぐに下げさせるからーー」 「誰か食べないと言った。 」 「……え?」 思わず動きを止める。 その間,クロードはフォークを手にして,ケーキを一口大に切った。 そしてそれを……口に入れた。 「……うん。 悪くない。 」 優しげな笑みを浮かべるクロードを,私はきょとんと眺めた。 「どうして……」 「昨日も言ったはずだが?最近久しく甘いものが食べたいと。 」 「そうだけど……」 予想していたものの,それを本当にされるとは思っていなかった。 「ホワイトデーは……パパに期待していいの?」 「……」 「ふふふふっ」 2月14日の,父娘の和やかな時間。 まだ,あと少し,この時間が続けば良いな。

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漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」各エピソードネタバレ一覧|最新話まで

ある 日 お姫様 に なっ て しまっ た 件 について 72

無料漫画アプリ・、で連載中の「ある日、お姫様になってしまった件について」作家Spoon、Plutus、原題・어느 날 공주가 되어버렸다 ある日突然、小説の中の姫に生まれ変わってしまった主人公。 しかも実父に殺される運命の姫に。 血も涙もない冷血な皇帝クロードの娘として生まれ変わってしまった主人公が、生き残るために奮闘する異世界転生ファンタジー漫画です。 毎週日曜日に最新話が更新されます。 前回のあらすじは、原作では、アタナシアは皇帝にエスコートすらしてもらえず一人ぼっちなのに、ジェニットはイゼキエルに付き添われ、クロードに認めてもらうという華々しいデビュタントをする設定だった。 そして現在、アタナシアはデビュタントのためにダンスレッスンを受けていた。 そのアタナシアの誕生日に、欲しいものしてもらいたいこと、なんでも言ってよいというクロードだが、現状が幸せな彼女は特にないと答える。 クロードはなんだかおもしろくなさそう。 フィリックスにも聞かれるが特に思いつかない。 デビュタントのデビューダンスの相手はどうするのかと聞かれ、フィリックスにすると答えるが、彼は嫌がる。 そのことをルーカスに話すと、クロードが踊りたいに決まっているだろうと指摘される。 だがどうしてもそこまでクロードが自分を好いてくれてるとは思えないアタナシアは、結局フィリックスを選ぶ。 彼女の決定を認めながらも、眉間に皺寄せてお茶を飲むクロード。 ゴーンと聞こえる鐘の音が、運命が開花した音だと勘違いするアタナシアなのだった。 やはりデビューダンスで父と踊るかもしれない、でも父と自分で身長が全然違うし、ハイヒールを履いて踊るから慣れずに足を踏んでしまうかもしれないと説明する。 だからその背の高さに変身し練習相手になれということかとルーカスは理解するが、俺が何故と乗り気でない。 そこで、世界一最強の能力者で宇宙一美少年の、天才魔法使いルーカス様、踊ってくれないかなと、可愛らしく微笑んでみるアタナシア。 ルーカスは、式神のような人型の真っ白でペラペラの紙をいきなり出現させ、俺は忙しいからこれで練習しろという。 いつも寝っ転がりながら何が忙しいのよと言うアタナシアに、俺は毎日息するのに忙しいのだという彼。 仕方なくそのペラペラで練習する彼女だが、ペラペラの足を踏んでしまい、滑って床に転倒する。 笑うルーカスに、これ骨も関節もなくペラペラしていて無理、倒れても支えようともしないし、のっぺらぼうみたいで気持ち悪いと、アタナシアは文句を言う。 ペラペラが傷つくぞというルーカスに、感情があるのと驚くアタナシア。 ルーカスはからかっているだけだ。 ペラペラと練習を続ける彼女だが、もう少し人間ぽいのは作れないのか、できればハンサムなのにしてと頼んでみる。 ルーカスは嫌だと言う。 どうしてと彼女が聞くと、ルーカスは、なぜかわからないが気分が悪いと言い、ムスっとする。 いっそフィリックスに頼んだほうがマシだったかもとアタナシアが漏らすと、お前結構残酷だなという彼。 アタナシアは床に座ると、疲れたと呟く。 そういえばイゼキエルが戻ってきてるみたい、6年も経ったからどのくらい成長したんだろうと言う彼女。 イゼキエルは、アルランタ学術院を首席で早期卒業したらしく、さすが男主人公である。 私だって遊んでばかりではなく一生懸命勉強したしと思っていると、そのシロの息子に興味があるのかと、ルーカスに聞かれる。 イゼキエルとの思い出は黒歴史だったため、事あるごとに思い出して辛かったのだとアタナシアは答える。 そんなに気になるなら直接みてくればいい、俺なら簡単だと言うルーカスは、またもや彼女を空中に瞬間移動させる。 ルーカスを罵りながら落下するアタナシア。 だが彼女はしっかり受け止められた。 大丈夫ですかと微笑む、成長したイゼキエルによって。 会う度に私を驚かせてくれますね、会いたかったですよ天使様と言う彼。 背も伸びすっかり男らしくなったイゼキエルを見て、アタナシアは驚くのだった。 漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」25話の感想 息をするのに忙しいルーカスは、アタナシアの練習相手にならず、ペラペラの紙を用意しました。 彼には愛嬌攻撃が通用しないようです。 ルーカスの気分が悪い理由は何なのでしょうか。 イケメンを用意しろと言ったからなのかと思いましたが、そのわりにはイゼキエルの元へはすぐ飛ばしてくれました。 相変わらずとんでもない所に飛ばすので、アタナシアは移動する度に悲惨な思いをしています。 そんな彼女を今度はしっかりと抱きとめたのは、成長したイゼキエル。 ほんわかした優しい雰囲気はそのままですが、かなり背が伸びました。 アタナシアも驚いていましたね。 まるで待っていたかのような言葉のイゼキエルですが、この後二人はどのような会話をするのか楽しみですね。 今回は瞳の色はそのままなので、宝石眼バレバレです。 皇女だと気づくでしょうか。 次回のエピソードは それではここまで読んで下さってありがとうございました また次回もお楽しみに.

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ある日、お姫様になってしまった件についての73話の内容を教え...

ある 日 お姫様 に なっ て しまっ た 件 について 72

出典元:「ある日、お姫様になってしまった件について」21話 本作の主人公。 アタナシア(Athanasia 、不滅という意味の名を持つ。 不死の意味を持つ名前は、後に皇帝となる正式な後継者にしか許されないが、彼女の母ダイアナが死に際に名付けた。 愛称はアーティ。 クロードの唯一の実子。 直系の皇族の証である宝石眼を持ち、ダイアナそっくりの容姿をしている。 本来の彼女は孤児院出身で、貧しい暮らしを送る地球の社会人だったが、ある日突然、異世界のオベリア帝国・皇帝の一人娘として転生していた。 前世では、前日に睡眠薬を飲んで眠ったため、睡眠薬のせいで死んだ可能性がある。 彼女は、仕事先で客が忘れていったロマンスファンタジー小説「かわいらしいお姫様」の内容と一致する世界に来てしまい、しかも実の父である皇帝クロードに愛されることなく、濡れ衣で彼に処刑されてしまう悲劇の姫・アタナシアとして転生してしまった。 小説の内容では、9歳で初めてクロードに会い、18歳で処刑される。 なので、生き残るためにこっそり逃走資金を貯め、クロードに会わずにして皇宮から脱出しようと計画する。 だが実際は5歳でクロードに出会ってしまった上に、どういうわけか頻繁に会うようになってしまう。 いつクロードの機嫌を損ね殺されるか戦々恐々と過ごすうち、ある程度の慣れが彼女を強くする。 現在、彼女の身体に収まりきらない魔力が、黒い子犬の神獣となって彼女の傍にいるようになった。 出典元:「ある日、お姫様になってしまった件について」24話 オベリア帝国の現皇帝。 アタナシアの実の父。 帝国を救った英雄と称される。 後継者であった兄を殺し、今の地位につく。 そのため、クロードの名は不死に関するものではない。 宝石眼を持つ。 冷血な性格で、感情の起伏がない。 日々4時間くらいしか寝る時間がないので、いつも眠そうである。 愛した女性ダイアナがアタナシアを産んだ直後死んでしまったので、後宮のルビー宮にいる者たちを皆殺しにした。 生まれたばかりのアタナシアも殺すつもりだったが、ダイアナが名付けた不死の意味をもつ帝王の名を聞き、踏みとどまる。 だが、その後ルビー宮に立ち寄ることをせず放置し、アタナシアが5歳になるまで一度も会うことがなかった。 そのため、子育てに関してやや無知である。 小説内では、クロードの前婚約者との間にできた、彼に隠され育てられていたジェニットという可愛らしい娘と出会ってから、ジェニットだけを溺愛するようになる。 そしてアタナシアを一度も愛すことなく、濡れ衣でアタナシアを殺す。 実際には、無愛想ながらなんだかんだアタナシアを構うようになり、彼女が血を吐き気を失ったときは、ひどく動揺していた。 出典元:「ある日、お姫様になってしまった件について」3話 原作の正ヒロイン。 隠され育てられたクロードの娘という設定。 天真爛漫で純真な彼女は、アタナシアとは違いクロードに愛され、さらにイゼキエルという優秀な婚約者と幸せに暮らすと原作には書かれている。 クロードの元婚約者フェネロペ・ユディットが生みの親だが、クロードの兄アナスタシウスとの不倫で産まれた子なので、クロードの実子ではない。 その上、アナスタシウスの実験により黒魔力を吹き込まれたという、混ざった子だ。 出産の際、フェネロペは死亡。 クロードの実子ではないことは、クロードと原作を知るアタナシア以外、誰もいない。 現在はアルフィアス公爵家で、身分を隠した状態で保護されている。

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