キリト 復活。 【SAO】ソードアートオンライン・PoH(プー)の正体と最後をネタバレ

キリトがユウキ(絶剣)に負けた理由とは?二刀流ならどっちが勝つ?

キリト 復活

「スー・シャル・リンド・アシーニャ、バート・エイミー・オーグ・スヴェルド!」 何度目かも解らないサラマンダーのメイジ隊による攻撃を守り、ついにリーファのマナポイントバード底を尽きた。 だがこれだけの高レベルプレイヤーのパーティー相手ならよくもった方なのではないのだろうか。 だがもし負けても二人とも復活するのはスイルベーンのあの酒場で復活する。 この感じ………間違いない……スイルベーンの酒場で見せたあの時のキリトだ。 肌を刺すようなピリピリとしたこの感覚、そして溢れ出す恐ろしい殺気。 「キリト……君?」 まだメイジの放った火炎魔法の業火が燃え盛る中、ゆらりと小さな影がゆっくりと立ち上がる。 「うおああぁぁぁあああああ!!」 次の瞬間、仁王立になったキリトが大絶叫し、その叫び声でルグルー回路全体の空気が震動した。 その圧力に押されたのか、タンクの連中がジリジリと後退し始める。 その隙を逃さず、キリトは一瞬で距離を詰めると、先ほどと同じように盾に向かって思い切り剣を叩きつけた。 ある者はスタン、そして恐怖に足がすくみ、キリトが一歩一歩近づいてくるたびに細い悲鳴を漏らす。 「あーなんだよ………そんなにビビってさぁ。 お前らPKしに来たんだろ?、ならそれなりに俺を楽しませろよ………」 同じキリトの声……だがどこか異質で、凶々しい何かを孕んでおりどこか冷たさを感じる。 「くっ、さっきまで殺られかけていた奴が!」 するとスタンから回復したタンクがそう毒づきながら左手のメイスを振り上げキリトに向かって振り下ろす。 さすがにサラマンダーのトッププレイヤーだけあって中々の速度だったが、いかんせんキリトの前では遅すぎた。 メイスがキリトに当たる直前、彼の姿が搔き消えた。 「なっ、どこに………」 「おせぇよ」 不意に後ろから声が聞こえたと思った時には、もう遅かった。 男の手と足が胴体から切り離され、その場に転がったから。 「キリト君………」 「パパ………」 この四肢切断というのは、VRMMOのPK共通ルール………いや、暗黙の了解と言うべきか、この方法というのは基本的に行うことはない。 なぜなら四肢切断される事の恐怖や、それに伴う不快なフィールドバックがあるからだ。 まぁ仮にされたとしても、恐ろしいだけで本当に殺されるわけではない。 そんなことは解っている………HPが全損しようと、現実ではなんの問題もない。 歯もガチガチと鳴り、腰にかけた剣すら抜けなくなっている。 「…………なぁ、お前何人PKしてきた?」 「………は?」 「答えろ」 有無も言わせぬ口調でそう言い、男の眼前に目の丈ほどの剣を突きつける。 が、その時一人のメイジが、キリトに向かい攻撃魔法の詠唱を始めた。 かなりの早口で、魔法が出来上がり後は撃つだけとなった時にはすでにキリトによって口元から縦方向に巨大な剣に貫かれ地面に串刺しにされた。 「べらべら動く口だな。 少し黙れよ」 男は何か言おうとした、何らかの呪詛の言葉なのか、または懺悔の言葉だったのか。 しかしそれは音にはならず、代わりに小さな炎となり男は消滅した。 今まで何度も見て、そして体感したこともある死の瞬間だった。 彼の足元には小さなエンドフレイムが瞬いており、一分もすればサラマンダーのどこかの所で蘇生するだろう。 だが、今のリーファやサラマンダーのパーティーメンバーにそんなこと考える余裕なんてなかった。 リーファは自分の中の理性がそんなことはないと叫んでいるのを脳の片隅で聞いた気がした。 ふと、リーファはキリトの姿を見やる。 先ほどと変わらない姿………だがその背後に、巨大な死神が漆黒の鎌を携えこちらを睨んだような気がした。 「………あぁ、なんだこの音………何ガラスが割れる音じゃないんだな………お前らレッドなんだろ?、だったら………《殺したって》いいよねぇ?」 キリトは剣を振り上げ、笑いながらサラマンダーの男たちに突っ込んだ。 「うわぁぁああ!」 「くるなぁぁああ!」 男たちは悲鳴をあげ逃げようとするがその前にキリトに切り裂かれ、皆先の男同様にエンドフレイムとなり散っていく。 「……めて……」 「リーファさん……」 「もうやめてよ!、キリト君!!」 リーファはこれ以上暴れ続けるキリトを見ていられなかった。 いつしかエメラルドグリーンの瞳からは大粒の涙がいくつも零れ落ち、剣も抜かずに走り出した。 こんなこと………こんなこと、キリト君が望んでいるはずがない。 まだ出会ってそんなに時間が経ってないけど、これだけは解る! キリト君は本当に優しい………マイペースで、かっこよくて………だから………こんなのキリト君が本当にしたいことじゃない! いつしかサラマンダーのパーティーは最初に四肢を切断された男を残して全員いなくなっていた。 キリトはゆっくりと大剣を引きずりながら光のない瞳で男を見据える。 「…………?」 「キリト君……もうやめよ?、キリト君がこんなことするなんてありえないよ。 だって君は優しいもん」 「……………」 「……お願い………戻ってきて………戻ってよぉ!!」 涙交じりの声はいつしか叫び声に代わりに、キリトの肩にいくつもの涙がポツポツと落ちた。 消失しそうな意識の中、私は誰かの叫び声を聞いて再び目を覚ました。 眼前に見えるのは光さえも通さぬ闇。 真っ暗な中に、私は立っていた。 ここは寒い、寒くて暗い。 これが私の中………キリトの中にいる死神の心。 様々な感情が流れ込んでくる………恐怖、怒り、悲しみ、憎しみ。 「また邪魔しやがって!、いい加減消えろ!」 キリトはついに剣を離すと、両手で頭を掻き毟り膝をついた。 そして僅かだが、その瞳に光が灯った。 今しかない、キリト君を取り戻せるのは……今しかない! リーファは再び四つん這いになって頭を押さえるキリトをそっと抱きしめ、耳元で囁く声でこう言った。 「キリト君、お願い戻ってきて。 優しい君に……戻って」 リーファは涙を零し、より一層強くキリトを抱きしめる。 そしてその涙がキリトの手の中に落ちた。 「オレハ、オレハ……おれハ………………俺は……」 不意に絶対零度の雰囲気が消え去り、強張っていたキリトの体からフッと力が抜けた。 次いでキリトの瞳からも涙が次々と溢れ出し、ようやく光が戻った瞳でリーファを見つめた。 「ご、ごめん……俺……」 「ううん。 いいよ……何も言わなくて。 しかもかなり上からの命令だったらしい。 なんでも《作戦》の邪魔になるのだとか。 それでサラマンダーの大群が北に向かって飛んでいくのも見たらしい。 が、そんなことは今はどうでもよかった。 現在キリトとリーファはルグルー回廊の中立鉱山都市にある宿屋にいた。 本来なら十二時くらいには着いていたはずなのだが、思いがけない大戦闘があり時刻は零時半だ。 「…………」 「…………」 あの戦闘の後、キリトとリーファの間に会話はなかった。 ただ黙って宿屋に入り、情報整理をしようとキリトの部屋に来て、何かを話そうとしたが何も言葉が出てこなかった。 「…………」 「………キリト君」 「やっぱり話さないといけないよな。 俺のこと」 キリトはそう言うと、リーファの方に向き直った。 「それって……キリト君の強さのこと?」 「それもある。 けどそれ以外にもあるんだ。 リーファ、俺は………」 そこでキリトは口を噤み、やはり言わないでおこうかと悩みそうになるがやがて意を決したようにこう言った。 「俺は………SAO、ソードアート・オンラインの生還者だ」 リーファが息を呑むのが聞こえた。 無理もない。 ソードアート・オンライン………およそVRMMOプレイヤーなら聞いたことのない者はいないとさえ言われている大事件。 一万人もの人間をゲームの世界に閉じ込め、四千人もの命を奪った。 「……じゃあ、前にやってたゲームって」 「あぁ。 ALOに来る前は、ずっとSAOの中にいた。 だからVRワールドでの動きを熟知してるんだ」 SAOサバイバーと呼ばれる者たちは、二年半後に帰還できた者たちを示し、彼らが一斉に目を覚ました時は一大ニュースとなった。 だが同時に彼らの危険性もテレビで語られた。 二年半もずっと殺し合いの世界に身を置いてきた彼らは、現実でも人を殺すのではないか、と。 「俺は、ある理由でSAO内で数々のレッドプレイヤーを牢獄に送っていたりしたんだ。 抵抗した者は、たぶん容赦なく殺したと思う」 「殺したって………あの世界じゃ!」 「あぁ……あの世界でHPが無くなれば本当に死んだ。 だからかな、一部のプレイヤーは人を殺すのが最大の快楽に変わったんだ。 合法的殺人が可能なSAOで、より多くの人を殺してやろうと………そういう連中をレッドプレイヤーって言ったんだ。 俺はそういう連中も狩っていた………一部じゃ死神なんて呼ばれていた」 「………それって……さっきの、さっきのキリト君の、こと?」 キリトはその質問に答えることなく、俯いたまま続ける。 「俺はあの世界で、一度パーティーメンバーを全滅させたんだ。 しかも、俺が殺したと言ってもいいくらいのものだったんだ。 俺はその時一体自分に何が足りなかったのか、必死で考えた。 そして、《強さが足りない》という結論になった。 人を寄せずに、いつ死ぬかも解らない迷宮区の奥に篭って、ひたすら自分を強化し続けた」 「……………」 「それで俺は、ある日PKをしようとしている集団に出会ったんだ。 そしてこう思った。 こいつら見たいなレッドプレイヤーを殺せば、少しは俺の罪が許される。 そんなことないのにな………けど、その時の俺は背中にのしかかっていた後悔の気持ちから逃げたかっただけなんだ。 結果として、俺はこの手で数え切れないほどのレッドの命を奪った。 素直に従えば牢獄行きで終わるけど、ほとんどのレッドはそんな簡単に降参しなかったんだ」 だが、俺はいつしかレッドプレイヤーを狩るという行為そのものに依存し始めていたように思う。 黒猫団のみんなを殺した俺だが、同じ殺人を犯しているレッドプレイヤーを狩れば少しは許される………そんな幻想を、いつしか死神である私は現実だと思い込んでいた。 けど、それを無くしてくれたのが………アスカだった。 「……すまない、隠してて。 そろそろ別行動にしよう。 君は君の街に戻っても構わない。 「………ALOじゃHPは無くなっても本当に死なないわ!、せいぜいデスペナルティーを食らうだけじゃない」 「違うんだ!!」 突然キリトが叫び、ベッドの縁を力一杯叩く。 叫び続ける彼の目、もはや焦点は合っておらず苦痛に満ちた叫びをあげる彼を………これ以上見ていることなどできなかった。 「リーファ………」 「いいんだよ、そんな自分を責めなくて………キリト君が今言ったこと、私をあえて遠ざけるためだよね?、自分がまたいつおかしくなるか解らないから、それまでに私から離れようって」 「それは………」 「私……逃げないよ」 「………………」 「だって、今キリト君と一緒に冒険しているこの瞬間が………すっごく楽しいの。 それにキリト君が、私に言ったもん。 《仲間はアイテムじゃない》って。 私が違う姿の君を見て、怖がったりして離れていっちゃったら、それこそ使い捨てのアイテムみたいじゃない」 「リーファ……俺は………俺は」 キリトの体を強く抱きしめると、囁くような声で言った。 「私はキリト君から離れないよ。 だって、私にこの世界の本当の楽しさを教えてくれたもん」 「…………」 キリトは全身の力を抜くと、今度を堰を切ったように泣き出した。 リーファは背中をさすりながら子どものように泣き噦るキリトをいつまでも抱きしめ続けた。 [newpage] 十分ほどするとキリトも落ち着いたのか最後にずびっと鼻をすさると、今度は赤くなった顔でそろそろとリーファの胸から抜け出した。 「ありがとうリーファ………なんか、落ち着いたよ」 「そりゃよかった。 けど何で赤くなってるの?」 「あー、いや、その………なんでもないです」 今更だがキリトはあの大きく実った二つのメロンに顔を埋めていたのだ。 「そう………あとさ、一つ聞きたいんだけど」 「ん?、どうした?」 「キリト君はさ、なんでさっきの戦闘の時とかに《私》とか、時々女口調になったりするの?、あと動きが可愛いし」 「はぅ!?」 痛いところを突かれた………いや、最後の一つはわけわかんないけど。 そうだ、俺は必死になったりポケ〜っとしてる時とかにもついついいつもの口調で言葉を発してしまう。 どうする?、誤魔化すか?………いやだとしても残された選択肢はリアルではオカマなんだと言うしかない。 そんなのいくら他人だとしても言いたくない! ……うーん……………うーーん……… ………………… 「俺、リアルじゃ女の子なんだけど。 なんかバグで男のアバターになっちゃって」 半分本当で半分嘘。 この辺が妥当だろう。 が、帰ってきたのは思いもよらぬ返事だった。 「そうなんだ。 やっぱりねぇ、そう思ったのよ」 「え?、驚かないの?」 「そういうバグもたまにあるみたいだし。 あ、けどそういうバグが起こった時のため用に《補正プログラム》があると思うけど」 「え?、マジで………ユイ、解るか?」 「少し待ってください」 ポケットから顔を覗かせるユイがそう言い、少しの間目を閉じる。 そして花の咲くような笑顔とともにユイが胸ポケットからふわりと浮かんだ。 「ありますよ!、補正プログラム!、これでパパ………ママってちゃんと呼べます!」 「そうか………インストールってすぐできる?」 「もちろんです!、じゃあちょっと待ってください!」 そう言うと、ユイは再び目を閉じた。 恐らく補正プログラムをネット上からダウンロードしてナーヴギアに落としているのだろう。 少し時間がかかるはずだ。 「そういえば……」 キリトが思い出した風にリーファに向き直る。 「ん?」 「あいつらに襲われる前に、なんかメッセージ届いてなかった?」 「あー……」 忘れてた、と言いウィンドウを開く。 再びメールを開きあの謎文章と一分ほど睨んでみるがやはり意味が解らない。 回線がトラブって途中で切れたのか………いや、だとしてもあれから一時間ほど経っているというのに続きが届く気配がない。 ならばこちらからレコンにメッセを打とうとしたが、フレンドリストのレコンの名前はグレーに消灯している。 今はダイブしてないようだ。 「寝ちゃったのかな」 「一応向こうで聞いてみれば?」 キリトの言葉に、うむむと考え込む。 基本的にリーファはALOのことをリアルに持ち込むのが好きではなかった。 ALOのコミュニティーサイトにも一切出入りはしていない。 しかし謎のメッセージにはどこか引っかかるものがあるとリーファも思っていた。 「………じゃあ、ちょっとだけ落ちて確認してくるわ。 キリト君はここで待ってて」 「了解」 リーファはキリトの隣に腰掛けると、オプションからログアウトボタンを呼び出し、ボタンを押した。 「…………」 直葉は頭からアミュスフィアを外すとベッドにうつ伏せになり、頭をすっぽりと枕で覆った。 やっちゃったあぁぁぁあああ……… なぜあんな恥ずかしいことができたのだ。 そりゃ今はリアルじゃキリト君が女の子だって解ったから先ほどのようなことも若干恥ずかしさが薄れたけど………ついさっきまで知らなかったわけだから。 ボンッと頭が爆発したように一気に顔が茹で上がる。 自分から男の人 中身は女の子だけど に抱きついたのは初めてだ。 「………いけない、さっさと連絡しないと」 いつまでもキリトを待たせるわけにはいかない。 直葉はヘッドボードに置いてある携帯を手に取り、ホームボタンを押す。 「なにこれ!?」 それを見て直葉はすっとんきょうな声を上げた。 しめて着信数十二件、全てレコンこと長田慎一からのコールだ。 家族なり警察なりの緊急タグ付き電話ならアミュスフィアと連動して自動ログアウトするようにしているが、あいにく長田はその設定に追加していない。 しかしこんな時間に何のようなのだ。 直葉は履歴から長田から選択し、耳元に当てる。 すると僅か五秒ほどで呼び出し音が消えた。 『もしもし、直葉ちゃん!、ようやく出たよ』 「何がようやくなのよ。 ちょっと中でゴタゴタしててね。 しかし古森でサラマンダーの連中に襲われたのがもう随分昔のことに感じる。 それだけ今している冒険の密度が濃いのだろう。 「えー?、おかしいって?」 『最初、サラマンダーが八人で襲ってきた時、シグルドが自分が囮になるって言って三人くらい引っ張っていったじゃん』 「そういえばそうね。 でも結局逃げ切れなかったんでしょ?」 『そうだけど……でも、あんなことシグルドらしくないよ。 冷静に考えれば、パーティーを分けるなら絶対自分はリーダーとして残って、囮は他の誰かにやらせるでしょ?』 「あー……それは確かに」 シグルドの戦闘指揮官としての腕は確かならものがあるが、なにぶん独善的といつか、常に自分が一番じゃないと気が済まないところがある。 なので自分から捨て駒になるということは、普段のシグルドなら絶対にしないのだ。 「でも、それって……どいうことなの?」 『…………たぶん、あいつサラマンダーと内通してたんだよ。 たぶん、相当前から』 「はぁ!?」 今度こそ直葉は心の底から驚愕して、大声を出してしまった。 異種族間によるパワーゲームが繰り広げられるALOにおいて、捨てアカウントによるスパイ行為は日常的に行われている。 現にシルフにも捨てアカとしてサラマンダーにスパイしているものも少なくはない。 ちなみに低スキルかつ程貢献度、低アクティビティーのプレイヤーは皆スパイとしての可能性があるため、執政部の中枢には近づけない。 リーファとて風の塔の裏手にある領主館に入れるようになったのはつい最近のことなのだ。 しかし、シグルドはALO開始初期からの古参プレイヤーで積極的に執政サイドに参加し、今まで四回あった領主投票にも全て立候補している。 基本的にサクヤの人気が高すぎて、いつもダントツの差で二位という結界に終わっているが、シグルドも執政部ではそれなりの地位がある。 その彼がサラマンダーのスパイなどという話はにわかには信じられなかった。 まぁ透明マントくらいで僕の追跡から逃れられないけどね』 「自慢はいいから早く先に進めて」 『そのまま地下水道に入ってら五分くらい歩いたかなぁ、めっちゃ奥の方で妙な二人組がいてね。 そいつらも透明マント被ってたんだけど、脱いだらビックリ………何とサラマンダーじゃないですか!』 「え?、でもマントくらいじゃガーディアンは誤魔化せないでしょ?、街に入った時点で殺しにかかると思うけど」 『いや、連中《パス・メダリオン》を装備してたよ』 パス・メダリオンというのは、商人クラスのプレイヤーが他種族のテリトリーを訪れる時にその種族の執政部から発行されるパスポートのようなものだ。 無論厳しい審査のもとで与えられる通行証アイテムであり、執政部のごく限られたプレイヤーしか発行できない。 シグルドなら、当然発行できる。 『こいつは当たりだと思って聞き耳立ててたら、サラマンダーがリーファちゃんにトレーサー付けたとか言っててさ………それだけじゃない。 実は今日、サクヤさんが、ケットシーと正式に同盟の調印をするってんで、極秘で中立域に出てるらしいんだ』 「そう、なんだ………そんなことが」 『シグルドの奴………サラマンダーの大部隊にらその調印式を襲わせる気なんだ!』 「な………」 直葉は一瞬息を詰めた。 もう戻らないつもりで出てきたとはいえシルフ領は故郷であり、サクヤはリーファが何度も世話になり助けられた敬愛すべき領主だ。 「それを早く言いなさいよ!、大変じゃない!」 『だから最初に大変って言ったじゃないか!』 「それ、ちゃんとサクヤに知らせたのれ?、まだ時間あるんでしょうね!?」 『僕もヤバイと思って、地下水道にから出ようと思った時、うっかり石ころ蹴飛ばしちゃって………』 「このドジ!、間抜け!」 『………なんか最近直葉ちゃんに怒られるの気持ちよくなってきた』 「ド変態!!、それで!?、ちゃんと連絡できたの!?」 『それが、連中毒矢を撃ち込んできてね………地下水道で麻痺したまサラマンダーに捕まってます』 「はぁ!?………もういいわ!、会談はどこで何時にやるの!?」 『えーと………詳しい座標はわかんないけどら山脈の内側《蝶の谷》を抜けたあたりらしいよ。 それで時間は……もう一時!、うわ!、あと四十分くらいしかないよ!!』 「解った………間に合うかわからないねどどうにか警告しに行く。 急ぐから切るよ」 『あっ、直葉ちゃん!』 「なによ?」 『えーとね。 直葉は携帯をヘッドボードに置くとすぐにアミュスフィアを被り、妖精の国へと飛びたった。 [newpage] ぱちりと、リーファは開き勢いよく立ち上がった。 「きゃっ!、ビックリした〜」 聞き慣れぬ甲高い声が目の前で聞こえた。 ん? 「えーと、キリト君……なの?」 「あー、うん。 改めまして、キリトです」 キリトは胸元に手を持って行き、軽く会釈する。 それよりも私はある種の衝撃に打たれていた。 現実の姉の姿とほとんど変わらない。 やんちゃそうな目とスプリガン特有の浅黒い肌こそ男の時のキリトと変わらないが、スプリガンでありながらほとんど白に近い肌と、長くてサラサラの髪、やんちゃな目に似合わない大きくて綺麗な瞳と長い睫毛。 唇はほんのり小さく柔らかそうで、体もリーファより随分華奢だ。 これであの大振りの大剣を振り回すというのだからにわかに信じがたい。 随分姉に似たアバターだ………これはこれで凄い。 「へ〜、これがキリト君か………なんていうか見違えたね」 「別に男でもよかったんだけどね」 キリトは髪の毛をクリクリといじりながらそう言い、リーファの顔を見ると怪訝そうにこう聞いた。 それもそのはず、シルフとケットシーの同盟の調印まであと三十分を切ったのだ。 幸いこの世界でいくら走ろうと疲れない。 「…………ってことがあったの」 「なるほど。 そりゃ確かにヤバイね………いくつか聞いてもいい?」 「いいよ」 「シルフとケットシーの領主を襲うことで、サラマンダーにどんなメリットがあるの?」 「えーと、まず同盟を邪魔できるよね。 シルフ側から漏れた情報で領主を討たれたらケットシーは黙ってないでしょうし、ヘタしたらシルフとケットシーで戦争になるかもしれない………サラマンダーは今最大勢力だけど、 シルフとケットシーが連合すれば、そのパワーバランスは逆転するわ。 たぶんそれだけは何としても阻止したいんだと思う」 「………なるほど。 けどそれだけじゃなさそうね」 「うん。 領主を討つっていうのはそれだけでボーナスがあるの。 その時点で、討たれた側の領主館に蓄積された資金の三割を無条件で入手できるし、十日間、領内の街を占領状態にして税金を自由に掛けられる。 これは物凄い金額になるの」 「そうなんだ………」 「だからね………キリト君」 ちらりと隣を走るキリトの横顔に視線を向け言葉を続ける。 「これはシルフ族の問題だから、これ以上キリト君が付き合う理由はないよ………この洞窟を抜ければアルンはもうすぐだし………多分会談場に行けば生きて帰ってこれないから。 キリトもそれを見て少し遅れて止まる。 「世界樹の上に行きたいっていうキリト君の目的のためには、私よりサラマンダーと協力するのが最善なんだと思う。 サラマンダーがこの作戦に成功すればら充分以上の資金を経て、満を持して世界樹攻略に乗り出すわ。 君くらいの力があるなら、サラマンダーに傭兵として雇われるかもしれない………だから、今ここで私を斬っても文句はないわ」 その時は、決して抵抗するまい…………。 「所詮ゲームなんだから何でもありだ。 一面ではそれも事実だし、私も昔はVRMMOなんてシステムが供給するリソースの奪い合いだと思っていた。 けど、そうじゃない。 仮想世界だからこそ、どんなに愚かしく見えても、守らなきゃならないことがあるの。 「VRMMOっていうこのゲームでは、矛盾するようだけど、プレイヤーと分離したロールプレイというものはあり得ないと私は思う。 この世界で欲望だけに身を任せれば、その代償は必ずリアルの人格へと還っていく。 さっきの私みたいに………プレイヤーとアバターは一体なんだ。 友達になりたいと思う。 たとえどんな理由があったも、自分の利益のためにそういう相手を斬るようなことは、絶対にしない」 「キリト君……」 両手を体の前でぎゅっと握り、言葉にできない感情の流れを持て余しながら、じっと黒い瞳の少女を見つめた。 そうか………そうだったんだ。 今まで仮想世界で、必要以上に他のプレイヤーに近づかなかった理由。 それは相手が生身の人間なのか、ゲームのキャラクターなのか判らなかったからだ。 でもキリト君は違う………彼女は自分この世界で《生きているのだ》。 「ありがとう」 心の底から浮かび上がってきた言葉を、そっと口にした。 これ以上何か言葉を交わせば、今度こそ泣いてしまう。 「ごめんね、偉そうなこと言って。 私も同じなのに」 「ううん、嬉しかった………じゃあ洞窟を出たらお別れだね」 「や、私も一緒に行くよ、もちろん」 「え?」 惚けた顔でしばらくキリトの顔を見つめると、次の瞬間キリトがユイにナビを頼むと言ってむんずと私の手を握った。 「ひゃああぁぁあああああ!!!」 キリトが猛スピードで回廊内をダッシュしているのだと辛うじてわかったが、彼女が右へ左へと曲がるたびぶんぶんと振り回される。 「おっ、出口みたい」 しばらくそのペースで走り続けると、先の方に明かりが漏れるのが見えた。 やがてそれも間近に迫り、キリトが光の中に飛び込むと私の視界も一瞬でホワイトアウトした。 微かな草の匂い、無限に広がる青空…………目を開ければそこはすでに外だった。 これから、サラマンダーの大部隊と戦わなきゃいけない。 ふと、隣でリーファと同じタイミングで翅を広げたキリトを見やる。 「………ん?、どうかした?」 「あー、その………なんでもない」 この体の奥から流れてくる熱は、いつも和奈に抱いていた気持ち。 瞬間頰が熱くなるが、ブンブンと頭を振ってその雑念をふるい落とす。 「無事でいて、サクヤ………」 リーファは領主であり、友人のサクヤの名を呼び、より一層飛ぶスピードを上げた。

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【SAO】キリトの廃人はいつまで?心神喪失状態からの復活について

キリト 復活

SAOアリシゼーション編の最後の結末をネタバレ! PoHとの戦いでキリトが廃人から遂に復活 物語後半、アインクラッド編で登場したあのPoHがアンダーワールドにも登場し、その圧倒的な強さにアスナ達は絶望的な状況へと追い込まれていました。 そんな窮地をひっくり返したのが、遂に復活したキリトでした。 しかし人界大戦におけるPoHとの戦いのさなかに遂に復活します。 実はアスナやシノンと対面したことで徐々に活性化しつつあったキリトのフラクトライト。 そこに流れこんだユージオの記憶と夢の中で会話したことでキリトは悲しみを完全に乗り越えました。 キリト『いいのか・・・ユージオ。 俺は、もう一度、歩き始めても・・・いいのかな。 』 ユージオ『そうとも、キリト。 たくさんの人達が、君を待ってるよ。 さあ、行こう、一緒にどこまでも。 』 出典 ソードアートオンライン原作18巻 ユージオが生き返ったわけじゃない。 でもユージオの思い出は永遠にここにある。 それを思い出したキリトはもう一度歩き出す決意をするんです。 復活したキリトはとんでもない心意の力に目覚めていました。 そこからキリトは青薔薇の剣に宿ったユージオの力を借りて、敵軍数万の動きを全て凍結。 さらに2刀流スキルコネクトでPoHを撃破します。 その後、 夜空の剣の力でPoHを樹の姿へと凍結させることでアインクラッド時代から続く因縁に決着をつけます。 ガブリエルをキリトの夜空の剣・記憶開放術が撃破 PoH撃破後、キリトは心意の力で空を飛んで最後の敵ガブリエルを追います。 ガブリエルは<全属性攻撃吸収>という化物じみた特性を持っており、流石の復活後のキリトでも苦戦を強いられました。 しかしキリトの夜空の剣の真の力をついに開放して、記憶開放術を発動します。 夜空の剣は昼だったアンダーワールドの空を星空へと塗り替え、人々の心の力を集める力を持っていました。 そして人々の心を宿した【夜空の剣】と、ユージオの心を宿した【青薔薇の剣】の2刀流で、キリトは2刀流16連撃スターバーストストリームを放ちます。 どんな攻撃も効かないはずだったガブリエルに人々の希望の心が流れ込み、最後は体中にひび割れが走って遂には崩壊します。 ちなみに夜空の剣が真の力に目覚めたのは、ユージオが死に際に『この剣の名前は夜空の剣って名前がいいな』と言ったからなんです。 キリトはずっと名前が思いつかず『黒いの』としか呼んでいませんでしたからね。 キリトがこの剣は『夜空の剣』だと強く認識したからこそ、最後の記憶開放術で人々の心を集めることができたのだと思います。 アリシゼーション編におけるラストバトルは、 キリトの剣とユージオの剣の2刀流というこれ以上ない熱い展開により幕を閉じました。 アリスは無事現実世界へ アリスは無事にワールドエンドオールター<果ての祭壇>まで辿り着き、現実世界へと移動しました。 そして現実世界では、ラースの用意した機械の体に魂を宿して活動します。 その後アリスは神代博士とともに記者会見に臨みます。 ラースの世間への真正AI開発成功の発表であると同時に、AIへの人権を認めるよう世間へ呼びかけるための会見です。 会見では「アンダーワールド人のAIを労働に利用すべきだ」「本当にプログラムではないか脳を見せてみろ」だのひどい質疑応答ばかりが続きましたが、アリスは堂々と切り返し最後にはこう言い放ちます。 アリス『私は、あなたがたリアルワールドの人々に向けて差し出す右手は持っています。 しかし、地に膝をつく足と、平伏する額は持っていない。 なぜなら私は、人間だからです。 』 出典 ソードアートオンライン原作18巻 その後もアリスは現実世界においてAIの周知を目的としてレセプションやパーティなどに連日出席する多忙な日々を送っています。 こんなイベントはアリスにとっては苦痛でしかないでしょうが、アンダワールド存続のためと使命感からこなしているんでしょうね。 AI人権問題はSAOの最新刊でも決着は着いていませんが、このアリスを見ていると人権が認められる日もそう遠くないだろうと思えてきますね。 キリトとアスナはアンダーワールドで200年の時を過ごす ガブリエル撃破後にアンダーワールドは現実比1000倍の限界加速フェーズへと突入してしまいます。 これはどんなに急いで等倍へと戻しても アンダーワールド内部時間で200年は経ってしまうほどの加速です。 これに取り残されればアンダーワールド内で200年を過ごさなければいけなくなることは確実なのですが、それを分かってキリトはアリスを現実世界へと逃がすために最後まで戦い続けました。 キリトはこれから現実世界の愛する人々と離れて200年を生きることになることに一人涙を流すのですが、そこに一人の人影が・・・。 その人影はアスナでした。 アスナはキリトが自分を犠牲にしようとしていることを見抜いていて自分もアンダーワールドへと残る選択をしたんですね。 アスナ『たとえ千年だって長くないよ・・・君となら』 出典 ソードアートオンライン原作18巻 そう言ってくれたアスナと共に涙を拭き、この世界で200年の時を過ごします。 ちなみに暗黒界軍はイスカーンが暗黒海軍司令官の座につき、人界側はシェータが橋渡し役となって和平条約を結びます。 このイスカーンとシェータは後に結婚することになります。 暗黒界人と人界人の初めての婚礼ですね。 そしてその後人界と暗黒界は旅行で亜人が人界を訪れることができるようにまでなります。 一方アリスの妹・セルカはアリスともう一度再会するためだけに、セントラルカセドラルの80階で天命凍結の道を選びました。 200年の間にキリトは機竜なる空飛ぶ乗り物を発明して、暗黒界のさらに外側の世界へと進出して暗黒界人達の住処を与えたり、宇宙へと進出して新たな星を発見するなどします。 こうしてアンダーワールドに多大な影響を与えたキリトは、アスナと共に星王・星王妃の称号で讃えられるまでになりました。 最後は現実世界のアリスと共にアンダーワールドへ再ダイブ キリトとアスナは200年の時をアンダーワールドで過ごした後、現実世界で覚醒します。 (とは言ってもSTLの1000倍の加速による時間経過だったため 現実世界では数週間ほどしか経っていません) キリトとアスナは期せずして現実世界で最も長く生きた魂となったわけですが、現実で生活する上で支障がないように200年分の記憶はラースにて消去してもらいました。 アリスは自分に嘘をついてアンダーワールドへと残ったキリトを責めてはいましたが、再会できたことの喜びから涙を流します。 それからアリスの桐ヶ谷家お泊りイベントなどを経て、突如アリスのメールアドレスに差出人不明のメッセージが届きます。 それはネット上で生きている茅場晶彦(ヒースクリフ)からのアンダーワールドへのアクセスIPでした。 急いでアスナも連れてラースへと急行。 3人はアンダーワールドへと再びダイブします。 3人でダイブしたアンダーワールドで降り立った先は、なんと宇宙でした。 どこだここは?となる3人でしたが・・・彼方には央都セントリアなど見慣れた都市をのせた惑星が見えたんです。 いきなり宇宙に放り出されたことに驚く3人ではありましたが、確かに懐かしのアンダーワールドであることを確認して涙を流します。 アリス『世界よ!私が生まれ、私が愛したアンダーワールドよ!聞こえますか!私は、いま帰還しました!・・・私は、ここにいます!』 出典 ソードアートオンライン原作18巻 200年後のロニエ・ティーゼとの再会 そんな中、宇宙には2人の整合騎士が機竜(ドラゴン型の宇宙船のようなもの)を駆って飛んでいました。 スティカ・シュトリーネンとローランネイ・アラベル。 なんと、ティーゼとロニエの7代目の子孫です。 (ということはティーゼはユージオの悲しみを乗り越えて誰かと所帯を持ったのですね) スティカとローランネイはキリトを見て、なぜかこの人を知ってる。 と涙を流すんですね。 これは私個人の推測なのですが、スティカとローランネイは子孫というだけでなく、 ティーゼとロニエが転生した姿なのかもと思ってます。 というのも下記の描写があったからです。 心臓が、指先が、魂が、覚えている。 不意に、甘く香ばしい蜂蜜パイの匂いが鼻をくすぐる。 草原を吹き渡る風の爽やかさ。 穏やかに降り注ぐ日差しの暖かさ。 遠く、かすかに響く笑い声。 出典 ソードアートオンライン原作18巻 キリトの姿を見て蜂蜜パイを思い出す、というのは度々学園を抜け出しては蜂蜜パイを買って帰ってきた思い出を知っている、ロニエ達本人でしか思い出し得ないはずなんですよね。 『遠く、かすかに響く笑い声』とはキリト・ユージオ・ロニエ・ティーゼの4人でよく過ごした憩いの時間の記憶なのでしょうね。 200年経ってしまってはもう懐かしのアンダーワールド人との再会などもありえないだろうと思っていましたが、ロニエとティーゼと再会を果たせたと考えると感動もひとしおです。 そしてアリシゼーション編はキリト達とスティカ・ローランネイ達の邂逅で幕を閉じます。 そして新章へ アリシゼーション編は以上で終了となるのですが、SAO原作は現在新章・ユナイタルリングへ突入しています。 これは現実世界のALOで3人でお茶していたキリト・アスナ・アリスが突如原因不明のALO世界の異変に巻き込まれるというものです。 アリスはこれからもSAO新章に登場し続けるようなのでとても楽しみですね。 からが新章突入なので、気になる方は原作をチェックしてみてください。

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【SAO】ユージオを知る10の知識!電脳世界で巡り合ったキリトの相棒を紹介!【ソードアート・オンライン(SAO)】

キリト 復活

そこにお昼ご飯を持ってきたアリスが合流し、ギガスシダーの下で3人楽しく昼食を食べます。 昼食中の会話の中で「氷が欲しい」と言い出すキリト。 その話が盛り上がり「果ての山脈の洞窟に氷がある」という事がわかり、いざ3人は氷を求めて洞窟に向かう事になります。 洞窟を抜ける事はこの世界で禁止されているルールであり、越えた先にある「ダークテリトリー」という世界には絶対に侵入してはならないと認知していた3人であったが、結局洞窟の深部まで行き、洞窟とダークテリトリーの境界線ギリギリのところまできしてしまいます。 そこで3人が目にしたのは、ダークテリトリー内で戦っていた「整合騎士VS闇の騎士」 激しいバトルを目の当たりにした3人。 アリスはそのバトルに圧倒されてしまい、驚いた拍子につまずき片手だけダークテリトリーに侵入してしまいました。 ヤバいと思い即座に村へ帰る3人。 翌日、これが原因で禁忌目録を破った罪とされ整合騎士に幼馴染のアリスが連れ去られてしまうのでした。 そして、キリトと共にアリスを探す旅に出ることになるのでした。 ユージオたちは整合騎士になるため、修剣学院に入学。 しかしユージオたちは、後輩のティーゼとロニエを守るために禁忌目録を破ってしまい、罪人として捕まってしまうことに。 そこへ現れたのは6年前に整合騎士に連れ去られたとアリス・シンセシス・サーティ。 こうしてユージオとアリスは再会することになるのでした。 思わぬ再会を果たしたユージオたちですが、アリスは記憶を奪われていたのでした。 キリトと離れ離れになりながらも、どうにかユージオは最上階へとたどり着きます。 その後、キリトとアリスと対峙することになったユージオ。 そして再びアドミニストレータと戦うことに。 ところが、アドミニストレータの前に立ちはだかるゴーレムですら到底及ばずピンチに。 その後ゴーレムを倒し、アドミニストレータの右腕に致命傷の傷を負わせることに成功します。 Sponsored Link 【ユージオは復活するのか?】 『ソードアート・オンライン』では仮想世界での死は現実世界での死も意味しており、 復活することは難しいでしょう。 そのため、今後の展開によって 何らかの形で登場する可能性もぬぐい切れません。 そしてキリトを再び奮い立たせ、キリトは目覚めるという場面になります。 なので、復活こそしないものの、今後もこういった形で、アニメでも ユージオが登場することはあるのではないでしょうか。

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