農林中央金庫危機。 JAバンク倒産危機。農林中央金庫がやばい投資をやめれないワケ

「ギャンブル依存症」ぶり返す農林中金:FACTA ONLINE

農林中央金庫危機

あとで図解を交えてわかりやすく解説するが、まずは野村證券の定義をみてみようぞ! Collateralized Loan Obligationの略称で和訳はローン担保証券。 資産担保証券の一種である。 金融機関が事業会社などに対して貸し出している貸付債権(ローン)を証券化したもので、ローンの元利金を担保にして発行される債券のことをいう。 金融機関にとっては、元来流動性の劣る貸出資産を、ローンより市場性の高い債券の形態にすることができるので、より機動的に資金を調達することができるというメリットがある。 実際には、金融機関がローンを特別目的会社に譲渡し、特別目的会社が債券を組成し、投資家がこれを購入する。 そして、ローンからの元利金を投資家が受け取るという仕組みが一般的である。 () CLOの格付けとは?CLOなのにAAAの意味するところとは? 一言にCLOといっても様々な格付けが存在しています。 日本の金融機関が投資をしているのは主にAAA格付けのCLOです。 主にCLOを構成している企業のローンはB格付け又はBB格付けのものとなっています。 この中で上記のようにAAA、AA、A、BBB、BB、エクイティという格付けに分かれます。 LというのはLiborのことで基準金利のことです。 リーマンショックでCDOは大きな打撃を受けましたが、CLOは無傷のまま10年間拡大を続けました。 CDOと異なり、 CLOはほぼ無傷で金融危機をくぐり抜け、その後の10年間にブームになった。 この期間に3兆5000億ドル(約380兆円)という過去最大規模のプライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社による買収と、米国の超低金利を背景とした投資家のリスクテーク意欲に後押しされ、CLO市場は2010年に比べ2倍以上の6600億ドル規模に成長した。 信用度が低めの借り手に安価な資金を豊富に提供することで、CLOは米史上最長の景気拡大に寄与した。 農林中金が日本全体の6割も保有しているではないですか・・・。 農林中金大丈夫なのですか?? 農林中央金庫が保有しているCLOの残高は異常な量といえるでしょう。 金融庁と日銀も邦銀のCLO投資残高については注視していることを表明しています。 日本銀行は10月に公表した金融システムリポートで、リーマン危機級のストレスが生じても信用リスク面での頑健性が高いと結論付ける一方、 CLO投資のリスク分散効果が見た目ほど高くない可能性にも言及した。 金融庁でも個別行でリスク分散されていても、市場全体で見た場合に偏った投資となっている可能性などを注視している。 (引用:) () 農林中央金庫の倒産の可能性はあるのか? リーマンショックの時もサブプライムローンは当初高格付をつけられておったからの。 AAAというだけで安心するのは危険じゃぞ。 そもそも、通常の金利で借りることができない企業のローンを集めて証券化したものがCLOです。 景気後退時には格付けが下がり当然価格も値崩れしていくことは容易に想像できます。 個別のCLOの価格は公表されていませんが、以下は米国の代表的なローンインデックスです。 現在2020年3月28日時点でリーマンショックの半分程度まで下落してきています。 今後、状況が悪化するとCLOの価格の暴落により時価評価で大きな損失を被り損切りをしないといけないという事態に発生する可能性はあります。 実際に、リーマンショック時もCDOの格付けは下げられ暴落。 そして最後には、リーマンブラザーズの破綻を引き起こしました。 以下の元日銀審議委員の木内氏の野村総研でのコメントをご覧ください。 日本銀行は10月に公表した金融システムレポートの中で、大手金融機関が海外のCLOへの投資を積み上げていることを挙げ、価格下落リスクに警戒を促した。 国内金融機関が保有する海外CLOの99%が最高格付けのトリプルA格であるため、「ストレス発生時の元本毀損や利払い停止といった信用リスク面での頑健性は相応に高い」と日本銀行は判断している。 しかしながら、「市場価格下落などのリスクには留意が必要」だとしている。 こうしたCLOの価格下落リスクを改めて意識させる動きが、まさに足もとで生じている。 米国のCLOの価格は、10月に-5%と大幅に下落したのである。 これは、昨年末に匹敵する大幅な調整だ。 調整の背景には、融資先企業の中で、資金不足に陥るところが出てきたことがあると言われている。 信用リスクが高いBB格のCLOの利回りは、10月月中平均で9. 4%程度に達した。 同利回りは今年1月に月中平均で10%近くに達したが、再びその水準に接近してきている。 今年3月以来の利回り低下分を、一気に帳消しにした形だ。 (引用:) 現在の農林中金の純資産は約7. 7兆円となっています。 7兆円以上の損失が発生してしまうと債務超過となりデフォルトとなってしまいます。 今すぐに倒産の危機があるということはないでしょうが、最悪のケースも考えないといけないでしょう。 農林中金ほどの大手行が倒産すると当然金融ショックの引き金となります。 また、筑波銀行や宮城銀行などの地銀も規模に対して多額のCLOを保有しています。 国内だけでなく世界にも同様にCLOを大量に保有している銀行も存在しています。 CLO市場が暴落してしまった場合に、金融ショックの引き金がひかれる可能性は十分にあるといえるでしょう。 () まとめと今後の対策 新型コロナウイルス感染症の世界的な拡散とその不透明さによって世界的に株安が進行しています。 SARSの時の同様に新型コロナウイルス感染症はいずれ収束するので、現在の下落は一過性であるという見方もあります。 ただ、ご存知の通りコロナショックによって実体経済に間違いなく影響が出てきています。 街はゴーストタウンとかし消費は落ち込み、街からは活気が失われています。 もともと資金繰りが苦しかった企業は青息吐息の状況であることが容易に想像できます。 CLOの元となっているローンを借りている元々信用力が低い企業が倒産をしていけばCLOの価格は暴落していきます。 CLOを大量に保有している金融機関が大打撃を被り、下手をするとデフォルトするという事態も最悪考えられます。 農林中金規模の銀行が破綻してしまった場合、日本初の金融ショックという事態も十分に考えられます。 安易に暴落した現在 2020年3月時点 が底値と考えるのは控えておくのが、今の対策と言えるでしょう。

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農林中央金庫

農林中央金庫危機

国際分散投資モデルを変えられない理由 運用による巨額含み損が世間から揶揄されているが、河野次期理事長は「国際分散投資のビジネスモデルは捨てきれない」と語る。 なぜか。 構造的問題があるからだ。 各市町村にある農協の貯金規模は実に82兆円。 うち40兆円が都道府県単位の信連を経て農林中金に余剰資金として集まってくる。 小口では効率が悪く、農協や信連には運用のノウハウもないからだ。 この受け皿が農林中金だが、組織自体が小さいため運営費用は少なくて済む。 こうした理由から系統組織に対しては「奨励金」という名目で、市場平均を超す高金利を提供してきた。 ただし、農林中金には企業向け貸し出しの基盤やマンパワーがない。 かつて系統の余剰資金は、不動産市場やノンバンク市場に流れ、不良債権化したこともある。 国債市場でも農林中金の資金量は大きすぎるゆえ身動きが取りづらい。 金利も低いため、奨励金を払うだけの必要な利益を上げられない。 結局、ベストな選択とされたのが国際分散投資であり、流動性の高い米国の信用市場だった。 現在は為替リスクをヘッジしつつ資金の5割近くを外貨建ての有価証券で運用している。 しかし、世界的な株価暴落で、巨額の含み損を抱える結果となった。 08年12月末時点での有価証券全体の含み損は非開示だが、証券化商品の保有が約6兆円、評価差額は3851億円で、今期すでに2446億円の損失が出ていることは開示している。 今後さらに膨らむことは確実だが、時価会計の緩和に伴い、一部の有価証券を市場での取引価格ではなく理論価格に替えている。 増資発表の場でも、「時価が市場混乱で下落しているだけ。 証券化商品はすべて担保となっている資産のキャッシュフローが出ており、9割は元本毀損の恐れがない」と主張した。 年度末にはかなりの金額の証券化商品の区分を「その他有価証券」から「満期保有目的の債券」に変更することが予想される。 評価損をバランスシートに計上する必要がなくなり、損失額を固定できるからだ。 すでに信金中央金庫は農林中金と同じ新日本監査法人の認可を得て、08年12月末で変動利付国債の他に企業ローン証券化商品も満期保有目的に変えている。 変更できるものは限られるが、一定の歯止めはかけられる。 「投資銀行のようだ」ともてはやされた運用部門も当面、鳴りを潜める。 ただ今後、償還される資金や新たに系統から上がってくる資金をどう高利回りで運用するのか。 運用環境が大きく悪化した中、その打開策は見えないままだ。 (大崎明子 撮影:梅谷秀司 =週刊東洋経済).

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農林中央金庫が国際運用を止められないワケ、「身内」増資で損を穴埋めだが...

農林中央金庫危機

あとで図解を交えてわかりやすく解説するが、まずは野村證券の定義をみてみようぞ! Collateralized Loan Obligationの略称で和訳はローン担保証券。 資産担保証券の一種である。 金融機関が事業会社などに対して貸し出している貸付債権(ローン)を証券化したもので、ローンの元利金を担保にして発行される債券のことをいう。 金融機関にとっては、元来流動性の劣る貸出資産を、ローンより市場性の高い債券の形態にすることができるので、より機動的に資金を調達することができるというメリットがある。 実際には、金融機関がローンを特別目的会社に譲渡し、特別目的会社が債券を組成し、投資家がこれを購入する。 そして、ローンからの元利金を投資家が受け取るという仕組みが一般的である。 () CLOの格付けとは?CLOなのにAAAの意味するところとは? 一言にCLOといっても様々な格付けが存在しています。 日本の金融機関が投資をしているのは主にAAA格付けのCLOです。 主にCLOを構成している企業のローンはB格付け又はBB格付けのものとなっています。 この中で上記のようにAAA、AA、A、BBB、BB、エクイティという格付けに分かれます。 LというのはLiborのことで基準金利のことです。 リーマンショックでCDOは大きな打撃を受けましたが、CLOは無傷のまま10年間拡大を続けました。 CDOと異なり、 CLOはほぼ無傷で金融危機をくぐり抜け、その後の10年間にブームになった。 この期間に3兆5000億ドル(約380兆円)という過去最大規模のプライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社による買収と、米国の超低金利を背景とした投資家のリスクテーク意欲に後押しされ、CLO市場は2010年に比べ2倍以上の6600億ドル規模に成長した。 信用度が低めの借り手に安価な資金を豊富に提供することで、CLOは米史上最長の景気拡大に寄与した。 農林中金が日本全体の6割も保有しているではないですか・・・。 農林中金大丈夫なのですか?? 農林中央金庫が保有しているCLOの残高は異常な量といえるでしょう。 金融庁と日銀も邦銀のCLO投資残高については注視していることを表明しています。 日本銀行は10月に公表した金融システムリポートで、リーマン危機級のストレスが生じても信用リスク面での頑健性が高いと結論付ける一方、 CLO投資のリスク分散効果が見た目ほど高くない可能性にも言及した。 金融庁でも個別行でリスク分散されていても、市場全体で見た場合に偏った投資となっている可能性などを注視している。 (引用:) () 農林中央金庫の倒産の可能性はあるのか? リーマンショックの時もサブプライムローンは当初高格付をつけられておったからの。 AAAというだけで安心するのは危険じゃぞ。 そもそも、通常の金利で借りることができない企業のローンを集めて証券化したものがCLOです。 景気後退時には格付けが下がり当然価格も値崩れしていくことは容易に想像できます。 個別のCLOの価格は公表されていませんが、以下は米国の代表的なローンインデックスです。 現在2020年3月28日時点でリーマンショックの半分程度まで下落してきています。 今後、状況が悪化するとCLOの価格の暴落により時価評価で大きな損失を被り損切りをしないといけないという事態に発生する可能性はあります。 実際に、リーマンショック時もCDOの格付けは下げられ暴落。 そして最後には、リーマンブラザーズの破綻を引き起こしました。 以下の元日銀審議委員の木内氏の野村総研でのコメントをご覧ください。 日本銀行は10月に公表した金融システムレポートの中で、大手金融機関が海外のCLOへの投資を積み上げていることを挙げ、価格下落リスクに警戒を促した。 国内金融機関が保有する海外CLOの99%が最高格付けのトリプルA格であるため、「ストレス発生時の元本毀損や利払い停止といった信用リスク面での頑健性は相応に高い」と日本銀行は判断している。 しかしながら、「市場価格下落などのリスクには留意が必要」だとしている。 こうしたCLOの価格下落リスクを改めて意識させる動きが、まさに足もとで生じている。 米国のCLOの価格は、10月に-5%と大幅に下落したのである。 これは、昨年末に匹敵する大幅な調整だ。 調整の背景には、融資先企業の中で、資金不足に陥るところが出てきたことがあると言われている。 信用リスクが高いBB格のCLOの利回りは、10月月中平均で9. 4%程度に達した。 同利回りは今年1月に月中平均で10%近くに達したが、再びその水準に接近してきている。 今年3月以来の利回り低下分を、一気に帳消しにした形だ。 (引用:) 現在の農林中金の純資産は約7. 7兆円となっています。 7兆円以上の損失が発生してしまうと債務超過となりデフォルトとなってしまいます。 今すぐに倒産の危機があるということはないでしょうが、最悪のケースも考えないといけないでしょう。 農林中金ほどの大手行が倒産すると当然金融ショックの引き金となります。 また、筑波銀行や宮城銀行などの地銀も規模に対して多額のCLOを保有しています。 国内だけでなく世界にも同様にCLOを大量に保有している銀行も存在しています。 CLO市場が暴落してしまった場合に、金融ショックの引き金がひかれる可能性は十分にあるといえるでしょう。 () まとめと今後の対策 新型コロナウイルス感染症の世界的な拡散とその不透明さによって世界的に株安が進行しています。 SARSの時の同様に新型コロナウイルス感染症はいずれ収束するので、現在の下落は一過性であるという見方もあります。 ただ、ご存知の通りコロナショックによって実体経済に間違いなく影響が出てきています。 街はゴーストタウンとかし消費は落ち込み、街からは活気が失われています。 もともと資金繰りが苦しかった企業は青息吐息の状況であることが容易に想像できます。 CLOの元となっているローンを借りている元々信用力が低い企業が倒産をしていけばCLOの価格は暴落していきます。 CLOを大量に保有している金融機関が大打撃を被り、下手をするとデフォルトするという事態も最悪考えられます。 農林中金規模の銀行が破綻してしまった場合、日本初の金融ショックという事態も十分に考えられます。 安易に暴落した現在 2020年3月時点 が底値と考えるのは控えておくのが、今の対策と言えるでしょう。

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