パプリカ 気持ち悪い。 『パプリカ』今敏監督、爆弾発言?「白人に認められればいいって考え気持ちが悪い」

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パプリカ 気持ち悪い

【監督】今敏 【原作】『パプリカ』 筒井康隆の小説 【音楽】平沢進 キャスト・登場人物 千葉敦子:林原めぐみ 精神医療総合研究所の職員。 冷静に物事に対処する凛とした女性。 サイコセラピストでもあり、それはそれはもう、かなりの美女です。 DCミニを使ったサイコセラピーでは、パプリカとして他者の夢に介入します。 パプリカ:林原めぐみ サイコセラピー時、夢の中での敦子の姿で、パプリカは夢でのみ現れる人格です。 とっても愛らしく、様々な表情を見せる魅力的なキャラクターです。 彼女の言葉には芯があって、ピンチの時さえなんだか安心して見ていられます。 乾精次郎:江守徹 研究所の理事長。 足が悪く、移動は電動車椅子です。 彼は夢の世界を科学で犯してはいけない神聖なものと考えていて、DCミニの開発に反対の姿勢を示しています。 島寅太郎:堀勝之祐 研究所の所長。 眼鏡すると目がでかい。 外すとちっちゃい。 背の低いおじいちゃんです。 パプリカのことが大好きです。 時田浩作:古谷徹 研究所職員。 DCミニの開発者であり、天才。 過食でかなりの肥満体型です。 純真すぎる性格ゆえに敦子から怒られることも。 粉川利美:大塚明夫 島所長の友人で、刑事。 不安神経症治療のためにパプリカのサイコセラピーを受けている男性です。 過去には映画の道を志していました。 パプリカに心惹かれています。 小山内守雄:山寺宏一 研究所職員。 顔が濃いので、名前絶対マイケルの方が良いとずっと思ってました。 敦子を気にかけています。 氷室啓:阪口大助 研究所の職員で、以前は時田の助手で共に研究をしていました。 時田への嫉妬からDCミニを持ち出します。 ある日、そのDCミニが研究所から盗まれてしまい、それを悪用して他人の夢に強制介入し、悪夢を見せ精神を崩壊させる事件が発生するようになる。 敦子達は犯人の正体・目的、そして終わり無き悪夢から抜け出す方法を探る。 Wikipediaより引用 本編の感想 ストーリーや演出は、身体が透ける、時空が歪む、空間の瞬間移動など、アニメーションならではでした。 夢、現実、幻覚の境界が曖昧で、段々と錯綜していく感じが巧妙でした。 全体的には「気持ち悪い」というより「気味が悪い」「不気味」といった感じです。 私は途中若干の吐き気が…… 笑 圧倒的な情報量でかなりカオスなパレードと音楽の圧力に、酔ってしまったみたいです。 精神世界を表した作品って難解なものが多いですが、この作品もなかなかに難しかったです。 映像が飛び飛びで支離滅裂だったり、怖かったり楽しかったり、体感時間が違っていたり、深層心理を映し出すといった説もありますよね。 この映画の作り手にとって夢というのは、目を醒まさなければイメージの限り広がり続けるものなのかも知れません。 無限大なわけです。 でも、人間の想像の範疇なのに、自分自身で制御できないところも、夢という掴みどころのないものを表していると思います。 作品中の奇怪なパレードは精神病患者の夢の中のようでした。 これは、夢を見ている方は相当苦しいですね。 先ほどとは逆に、自由自在であることも夢の象徴だと思います。 パプリカは、動物やエレベーターガールなどに変化 へんげ できますよね。 また、夢を夢だと自覚した状態なら、自分の欲望を叶えるための場所にもなり得るようです。 粉川刑事が良い例です。 自分のやりたいことをやっています。 否定的な意見として、夢はもっと幻想的で儚いものだ、と言う方もいるようです。 淡い色で芳しい不思議な夢の世界はとても魅力的で、アジア系のおとぎ話に出てくるイメージそのものでしょう。 でも、確かにそのイメージにはこの映画は合わないと思います。 また、似たようなシーンばかりで飽きたという意見もあるようですね。 そんな方々に、もう一度考えてほしいこと。 この夢は正常な状態の人間の夢ではないということです。 最上級の悪夢を見せて精神を崩壊させるのが目的ですから、幻想的で儚くて……とかストーリー性があって……なんてのはナンセンスですよ。 不快感があって然るべきです。 原色がふんだんに使われていたのも良かったです。 原色は、ドキドキするような、不安感を煽るような、不思議なかんじがするものです。 私は目がチカチカするくらい色彩鮮やかな夢が、目覚めた時の疲労感にも繋がるのだと納得しました。 デザイン 私が注目したのは、キャラクターの目。 人間の目は色や大きさ、目の周りの皺など微妙な描き方を変化させることによって心の機微や脳内に起きた変化を表現していました。 パプリカの目も、長いまつ毛が大人っぽくて、私は女なのにドキッとしてしまいます。。 夢の世界に登場する動物や人形の目は黒々としていて大きくて、吸い込まれるような、不気味で恐ろしい印象を受けます。 個人的には日本人形とカエルの楽隊が特に苦手で、鑑賞中何度か目をそらしてしまいました。 目は顔や体のパーツとしては小さいですが、結構目立つ部分です。 これは生身の人間にも言えることで、演技の上手い役者はこれをよくわかっています。 登場人物の顔の形も、やや強めにデフォルメされていましたがキャラクター性がわかりやすく良かったと思います。 登場人物が多いとなかなか区別が難しいですが、最後きちんと全員の顔を覚えていたので、私的にとても良かったです。 キャラクターだけではなく、怪奇なパレードや街の建物などの細部まで色彩豊かにきっちりと描きこまれていました。 動きもかなりぬるっとして奇妙で、それが意志の無い存在であることを印象づけていました。 完成までには多大なエネルギーが必要だったと思います。 監督をはじめとする制作スタッフの労力に脱帽です。 狂気を感じ取れる台詞まわし 狂ってしまった人々の台詞はまるで意味を成していません。 例えば、思考を乗っ取られて飛び降りる直前の島所長の台詞。 島所長「蛙たちの笛や太鼓にあわせて、回収中の不燃ごみが後から後から吹き出してくるさまは圧巻で、まるでコンピュータグラフィックスなんだそれが!総天然色の青春グラフィティーの一億総プチブルを私が許さないことぐらい、オセアニアじゃ常識なんだよ!さぁ!今こそ青空に向かって凱旋だ!絢爛たる紙ふぶきは鳥居をくぐり、周波数を同じくするポストと冷蔵庫は先鋒を司れ! 」 言葉の一つ一つが支離滅裂で、何が何だかさっぱり意味が分かりません。 しかし、この台詞の凄いところは言葉の使い方がごく自然であることです。 文節や語尾が適切なので、鑑賞する側は名詞の意味を繋げようと必死になります。 冷静に文字に起こしてみると、「蛙の笛や太鼓」、「凱旋」、「紙ふぶき」、「鳥居」、「ポストと冷蔵庫」など、奇怪なパレードを連想させる言葉がふんだんに使われています。 文章としては意味を成さないがストーリー進行のためにはきちんと意味のある台詞、そんな細かいところにまでこだわる脚本、とにかく素晴らしい!また、これには声優の演技力も必要です。 狂気に満ちた台詞は大抵、意味を成さなかったり言葉と真逆の感情を持たなければならず、適当な読み方を探すのはとても難しいです。 文節の区切り方とか特に。 まさにプロの技術ですね。 林原めぐみの演技力 敦子とパプリカは同じ声優さんが演じ分けています。 私、実はお芝居をやっていてよく役者もやるんですが、1人2役ってなかなか技術がないと難しいです。 本当、しんどい。 さらに声のお仕事となると、声優から鑑賞者に伝えられるのは声としゃべり方の違いだけ。 平沢進の音楽 音楽から圧力を感じるってなかなかできない体験ですよね。 なんでこんな馬鹿みたいに明るい曲なのに聞き手は不安を感じるんだろうと考えながら思ったのは、「和音が整いすぎている」ということでした。 私小中学校で吹奏楽部だったので音楽もそれなりにわかるんですが、たぶんパプリカに使われている曲の和音は平均律だと思います。 平均律って、まあ簡単に言うと「完璧な音程」のドレミのことです。 一つ一つの音を、機械で合わせて正しい音程で出したものになります。 これに対して、純正律っていう和音に適した微妙に正しくない音もあるんですが、人間の耳が心地いいと思うのは断然こっちなんです。 で、パプリカの曲。 テクノの巨匠平沢進、なんて言われるくらいなんですから、平均律だと思うんですよ。 何となく耳に心地悪いのは、この平均律の和音のせいだと思いました。 ストーリーにもよく合っていると思います。 平沢進が「鬼才」と評される意味がよくわかりました。 監督も、ナイス人選。 あまりよくなかったところ ラストシーン、ここまで続いた混沌をどう収束させるのかと期待していたのですが、巨大化した理事長を巨大化した敦子が吸い込むという、なかなかわかりにくい終わり方。 これ、私みたいな凡人のためにもうちょっと説明が欲しかったなあと思いました。 でも、何度も見て時間をかけて考察するための動機づけと考えると、良いんですかね? 個人的にはあまり納得できず、スッキリしませんでした。 あの後、現実世界で理事長や小山内 マイケル はどうなったの??死んだの???とか、私にはわかんないことが多めでした 笑 好きなシーン バーテンダー2人が出てくるシーンめっちゃ好き 笑 出てきてくれると嬉しくなります。 陣内「さあ、参りましょう。 夢の後始末に。 」 ゴールテープを持ってビルから飛び降り、暴走する時田ロボを止めるバーテンダー二人。 めっちゃ可愛くて笑っちゃいました 笑 この二人、調べてみるとなんと声は監督の今敏さんと原作者の筒井康隆さん!特別出演だそう。 いい仕事してるじゃないですか~!!どっちがどっちかわかんねえけど! 笑 解釈・考察 パプリカの存在について パプリカは敦子と真逆と言っていいほど明るく朗らかな女性です。 イメージカラーを挙げるならば、パプリカは暖色系で敦子は寒色系。 夢の中でも粉川刑事は元の性格のままなのに、なぜ敦子だけが別人格になるのか。 また、夢を見ていなくてもパプリカが敦子と並んで歩いて話しかけたり忠告したりするのはなぜか。 これについては様々な考察があるようです。 でも私はこのことについて、あまり違和感を感じませんでした。 今動いている私とは違う別の自分って、意外と普通に持ち合わせているものじゃないですか?友達と楽しく盛り上がっている時、ちょっと冷静にこの後の立ち回りを考えたりとか。 本来の姿であったり、手の届く範囲の理想の姿なのかもしれません。 ちなみにそのぬいぐるみまだ大事にしてます。 さすがに今は話しかけてないですよ、たまに見つめ合うけど 笑 夢という文字には、寝ているときに見る夢と将来の夢 理想の姿 、2つの意味がありますよね。 夢の中のパプリカは、もしかしたら敦子にとって後者の意味も含んでいるのかもしれません。 ラストシーンについて あまりよくなかったシーンに挙げてしまいましたが、このラストシーンも様々な解釈があるようです。 自由な身体を手に入れるという野望を叶え、半透明で巨大化した理事長。 理事長の悪夢を吸い込んで吸い込んで、最後全部を飲み込むころには成人ほどにまで成長します。 このシーンで伝えたかったことは何なのでしょうか。 私は、「対」を表現したかったのではないか、と考察しました。 パプリカの台詞にもありますが、影と光、夢と現、死と生、男と女、そして台詞には無い、放出と吸収。 夢の世界から漏れ出てしまった悪夢を終わらせるのは、それと対義にあたる行動ではないのか。 そう考えました。 また、敦子を現の世界の象徴と考えると、飲み込むという行為で自らの血肉化するというのは、悪夢の象徴ともいえる理事長の死への弔いとも受け取れます。 このシーンは、「肉体あってこその精神」という順番を表しているのかもしれません。 ストーリーは、「対」をキーワードに、境界が曖昧になった世界を元に戻すという終わり方を選んだのだと考えました。 で、カオスです 笑 これは、アート作品と見なして良いのではないでしょうか。 1時間半に渡るインスタレーションのような、体感型のアートです。 芸術的にも脚本的にも高い評価を得ているのもうなずけます。 今敏監督は天才ですね。 まとめ 何度も観てたくさん咀嚼したい作品でした。 ストーリーはSFですが、私の苦手な激しいバトルシーンも無く、じりじりとせまる、ホラーとはまた違った恐怖感が絶妙な作品でした。 アニメーション映画だから、とあなどるなかれ、魅力溢れる作品です! ちなみに、おすすめしてくれた友人 美女・現在作家志望・未だに腐女子・最近はLDHにも手を出してる にパプリカ観たよとLINEで報告したところ、「パプリカはいいぞ。 あれだけクレイジーな映画は他にない」という何ともアメリカンなメッセージが送られてきました。 中学生でこれの良さに気づく友人、やっぱり天才なんだなと思います。 きっと大物になりますよ。 はやく会いたいなあー。 ここまで長々とした文章にお付き合いいただき、ありがとうございました!.

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ふーりんかわいくないうざい気持ち悪い理由を徹底検証!パプリカ後解散ツイッターの声!

パプリカ 気持ち悪い

食べ物の恨みは恐ろしい。 なぜなら、食べ物は食い合わせによってさらに恐ろしい事になる事も。。 食べ合わせ(食い合わせ)の悪いと言われる古い伝承から、科学的根拠のある事例などを調べてみました。 「武士は食わねど高楊枝」と言いますが、やはり「腹が減っては戦は出来ぬ」どちらが正しいかは志次第、その時の気持ち次第。 運次第。 また、「食べ合わせ(食い合わせ)の悪い組み合わせ」を「合食禁」ともいうそうです。 合食禁(がっしょくきん、食合禁[しょくごうきん]とも称)は、食に関する伝承の一つ。 一緒に食べるときに食材の取り合わせが悪いとされる言い伝えであり、一般に消化に害を来たすとされている。 平素な日本語では食い合わせ(くいあわせ)、食べ合わせ(たべあわせ)と呼ばれることが多い。 (ウィキペディアより)• かに【蟹】<crab> + かき【柿】<persimmon> 蟹はビタミンB1・B2が多く、栄養の代謝を良くするといった一面を持ちますが。。 傷みやすいといった面も持っています。 傷みやすい蟹と、消化の悪い柿の組み合わせ。 蟹も柿も体を冷やすため、一緒に食べるとダブルパンチで身体を冷やす。 冷え性の人は症状が重くなるので、注意喚起。 また、この組み合わせは、山の幸と海の幸の組み合わせでもある。 昔は両方を一緒に食べようとすると、 食材を調達するまでに時間が要して、どちらかが傷んでしまうことがあったため、食中毒になったという戒めでもあるそうです。 わかめ【若布】<seaweed> + ねぎ【葱】<leek> 韓国ではbadな食い合わせとして知られているらしい。 なぜなのか、それは 若布に含まれるカルシウムの吸収を葱に含まれるリンが阻害してしまうため。 大人の体にはおよそ700gのリンが含まれています。 体内のリンはその85%がカルシウムやマグネシウムとともに骨や歯をつくる成分になっていて、残りの15%は筋肉、脳、神経などの様々な組織に含まれ、エネルギーをつくり出す時に必須の役割をしています。 (栄養成分百科 より).

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【体に悪い】実はあまり食べない方がいい食品10選

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【監督】今敏 【原作】『パプリカ』 筒井康隆の小説 【音楽】平沢進 キャスト・登場人物 千葉敦子:林原めぐみ 精神医療総合研究所の職員。 冷静に物事に対処する凛とした女性。 サイコセラピストでもあり、それはそれはもう、かなりの美女です。 DCミニを使ったサイコセラピーでは、パプリカとして他者の夢に介入します。 パプリカ:林原めぐみ サイコセラピー時、夢の中での敦子の姿で、パプリカは夢でのみ現れる人格です。 とっても愛らしく、様々な表情を見せる魅力的なキャラクターです。 彼女の言葉には芯があって、ピンチの時さえなんだか安心して見ていられます。 乾精次郎:江守徹 研究所の理事長。 足が悪く、移動は電動車椅子です。 彼は夢の世界を科学で犯してはいけない神聖なものと考えていて、DCミニの開発に反対の姿勢を示しています。 島寅太郎:堀勝之祐 研究所の所長。 眼鏡すると目がでかい。 外すとちっちゃい。 背の低いおじいちゃんです。 パプリカのことが大好きです。 時田浩作:古谷徹 研究所職員。 DCミニの開発者であり、天才。 過食でかなりの肥満体型です。 純真すぎる性格ゆえに敦子から怒られることも。 粉川利美:大塚明夫 島所長の友人で、刑事。 不安神経症治療のためにパプリカのサイコセラピーを受けている男性です。 過去には映画の道を志していました。 パプリカに心惹かれています。 小山内守雄:山寺宏一 研究所職員。 顔が濃いので、名前絶対マイケルの方が良いとずっと思ってました。 敦子を気にかけています。 氷室啓:阪口大助 研究所の職員で、以前は時田の助手で共に研究をしていました。 時田への嫉妬からDCミニを持ち出します。 ある日、そのDCミニが研究所から盗まれてしまい、それを悪用して他人の夢に強制介入し、悪夢を見せ精神を崩壊させる事件が発生するようになる。 敦子達は犯人の正体・目的、そして終わり無き悪夢から抜け出す方法を探る。 Wikipediaより引用 本編の感想 ストーリーや演出は、身体が透ける、時空が歪む、空間の瞬間移動など、アニメーションならではでした。 夢、現実、幻覚の境界が曖昧で、段々と錯綜していく感じが巧妙でした。 全体的には「気持ち悪い」というより「気味が悪い」「不気味」といった感じです。 私は途中若干の吐き気が…… 笑 圧倒的な情報量でかなりカオスなパレードと音楽の圧力に、酔ってしまったみたいです。 精神世界を表した作品って難解なものが多いですが、この作品もなかなかに難しかったです。 映像が飛び飛びで支離滅裂だったり、怖かったり楽しかったり、体感時間が違っていたり、深層心理を映し出すといった説もありますよね。 この映画の作り手にとって夢というのは、目を醒まさなければイメージの限り広がり続けるものなのかも知れません。 無限大なわけです。 でも、人間の想像の範疇なのに、自分自身で制御できないところも、夢という掴みどころのないものを表していると思います。 作品中の奇怪なパレードは精神病患者の夢の中のようでした。 これは、夢を見ている方は相当苦しいですね。 先ほどとは逆に、自由自在であることも夢の象徴だと思います。 パプリカは、動物やエレベーターガールなどに変化 へんげ できますよね。 また、夢を夢だと自覚した状態なら、自分の欲望を叶えるための場所にもなり得るようです。 粉川刑事が良い例です。 自分のやりたいことをやっています。 否定的な意見として、夢はもっと幻想的で儚いものだ、と言う方もいるようです。 淡い色で芳しい不思議な夢の世界はとても魅力的で、アジア系のおとぎ話に出てくるイメージそのものでしょう。 でも、確かにそのイメージにはこの映画は合わないと思います。 また、似たようなシーンばかりで飽きたという意見もあるようですね。 そんな方々に、もう一度考えてほしいこと。 この夢は正常な状態の人間の夢ではないということです。 最上級の悪夢を見せて精神を崩壊させるのが目的ですから、幻想的で儚くて……とかストーリー性があって……なんてのはナンセンスですよ。 不快感があって然るべきです。 原色がふんだんに使われていたのも良かったです。 原色は、ドキドキするような、不安感を煽るような、不思議なかんじがするものです。 私は目がチカチカするくらい色彩鮮やかな夢が、目覚めた時の疲労感にも繋がるのだと納得しました。 デザイン 私が注目したのは、キャラクターの目。 人間の目は色や大きさ、目の周りの皺など微妙な描き方を変化させることによって心の機微や脳内に起きた変化を表現していました。 パプリカの目も、長いまつ毛が大人っぽくて、私は女なのにドキッとしてしまいます。。 夢の世界に登場する動物や人形の目は黒々としていて大きくて、吸い込まれるような、不気味で恐ろしい印象を受けます。 個人的には日本人形とカエルの楽隊が特に苦手で、鑑賞中何度か目をそらしてしまいました。 目は顔や体のパーツとしては小さいですが、結構目立つ部分です。 これは生身の人間にも言えることで、演技の上手い役者はこれをよくわかっています。 登場人物の顔の形も、やや強めにデフォルメされていましたがキャラクター性がわかりやすく良かったと思います。 登場人物が多いとなかなか区別が難しいですが、最後きちんと全員の顔を覚えていたので、私的にとても良かったです。 キャラクターだけではなく、怪奇なパレードや街の建物などの細部まで色彩豊かにきっちりと描きこまれていました。 動きもかなりぬるっとして奇妙で、それが意志の無い存在であることを印象づけていました。 完成までには多大なエネルギーが必要だったと思います。 監督をはじめとする制作スタッフの労力に脱帽です。 狂気を感じ取れる台詞まわし 狂ってしまった人々の台詞はまるで意味を成していません。 例えば、思考を乗っ取られて飛び降りる直前の島所長の台詞。 島所長「蛙たちの笛や太鼓にあわせて、回収中の不燃ごみが後から後から吹き出してくるさまは圧巻で、まるでコンピュータグラフィックスなんだそれが!総天然色の青春グラフィティーの一億総プチブルを私が許さないことぐらい、オセアニアじゃ常識なんだよ!さぁ!今こそ青空に向かって凱旋だ!絢爛たる紙ふぶきは鳥居をくぐり、周波数を同じくするポストと冷蔵庫は先鋒を司れ! 」 言葉の一つ一つが支離滅裂で、何が何だかさっぱり意味が分かりません。 しかし、この台詞の凄いところは言葉の使い方がごく自然であることです。 文節や語尾が適切なので、鑑賞する側は名詞の意味を繋げようと必死になります。 冷静に文字に起こしてみると、「蛙の笛や太鼓」、「凱旋」、「紙ふぶき」、「鳥居」、「ポストと冷蔵庫」など、奇怪なパレードを連想させる言葉がふんだんに使われています。 文章としては意味を成さないがストーリー進行のためにはきちんと意味のある台詞、そんな細かいところにまでこだわる脚本、とにかく素晴らしい!また、これには声優の演技力も必要です。 狂気に満ちた台詞は大抵、意味を成さなかったり言葉と真逆の感情を持たなければならず、適当な読み方を探すのはとても難しいです。 文節の区切り方とか特に。 まさにプロの技術ですね。 林原めぐみの演技力 敦子とパプリカは同じ声優さんが演じ分けています。 私、実はお芝居をやっていてよく役者もやるんですが、1人2役ってなかなか技術がないと難しいです。 本当、しんどい。 さらに声のお仕事となると、声優から鑑賞者に伝えられるのは声としゃべり方の違いだけ。 平沢進の音楽 音楽から圧力を感じるってなかなかできない体験ですよね。 なんでこんな馬鹿みたいに明るい曲なのに聞き手は不安を感じるんだろうと考えながら思ったのは、「和音が整いすぎている」ということでした。 私小中学校で吹奏楽部だったので音楽もそれなりにわかるんですが、たぶんパプリカに使われている曲の和音は平均律だと思います。 平均律って、まあ簡単に言うと「完璧な音程」のドレミのことです。 一つ一つの音を、機械で合わせて正しい音程で出したものになります。 これに対して、純正律っていう和音に適した微妙に正しくない音もあるんですが、人間の耳が心地いいと思うのは断然こっちなんです。 で、パプリカの曲。 テクノの巨匠平沢進、なんて言われるくらいなんですから、平均律だと思うんですよ。 何となく耳に心地悪いのは、この平均律の和音のせいだと思いました。 ストーリーにもよく合っていると思います。 平沢進が「鬼才」と評される意味がよくわかりました。 監督も、ナイス人選。 あまりよくなかったところ ラストシーン、ここまで続いた混沌をどう収束させるのかと期待していたのですが、巨大化した理事長を巨大化した敦子が吸い込むという、なかなかわかりにくい終わり方。 これ、私みたいな凡人のためにもうちょっと説明が欲しかったなあと思いました。 でも、何度も見て時間をかけて考察するための動機づけと考えると、良いんですかね? 個人的にはあまり納得できず、スッキリしませんでした。 あの後、現実世界で理事長や小山内 マイケル はどうなったの??死んだの???とか、私にはわかんないことが多めでした 笑 好きなシーン バーテンダー2人が出てくるシーンめっちゃ好き 笑 出てきてくれると嬉しくなります。 陣内「さあ、参りましょう。 夢の後始末に。 」 ゴールテープを持ってビルから飛び降り、暴走する時田ロボを止めるバーテンダー二人。 めっちゃ可愛くて笑っちゃいました 笑 この二人、調べてみるとなんと声は監督の今敏さんと原作者の筒井康隆さん!特別出演だそう。 いい仕事してるじゃないですか~!!どっちがどっちかわかんねえけど! 笑 解釈・考察 パプリカの存在について パプリカは敦子と真逆と言っていいほど明るく朗らかな女性です。 イメージカラーを挙げるならば、パプリカは暖色系で敦子は寒色系。 夢の中でも粉川刑事は元の性格のままなのに、なぜ敦子だけが別人格になるのか。 また、夢を見ていなくてもパプリカが敦子と並んで歩いて話しかけたり忠告したりするのはなぜか。 これについては様々な考察があるようです。 でも私はこのことについて、あまり違和感を感じませんでした。 今動いている私とは違う別の自分って、意外と普通に持ち合わせているものじゃないですか?友達と楽しく盛り上がっている時、ちょっと冷静にこの後の立ち回りを考えたりとか。 本来の姿であったり、手の届く範囲の理想の姿なのかもしれません。 ちなみにそのぬいぐるみまだ大事にしてます。 さすがに今は話しかけてないですよ、たまに見つめ合うけど 笑 夢という文字には、寝ているときに見る夢と将来の夢 理想の姿 、2つの意味がありますよね。 夢の中のパプリカは、もしかしたら敦子にとって後者の意味も含んでいるのかもしれません。 ラストシーンについて あまりよくなかったシーンに挙げてしまいましたが、このラストシーンも様々な解釈があるようです。 自由な身体を手に入れるという野望を叶え、半透明で巨大化した理事長。 理事長の悪夢を吸い込んで吸い込んで、最後全部を飲み込むころには成人ほどにまで成長します。 このシーンで伝えたかったことは何なのでしょうか。 私は、「対」を表現したかったのではないか、と考察しました。 パプリカの台詞にもありますが、影と光、夢と現、死と生、男と女、そして台詞には無い、放出と吸収。 夢の世界から漏れ出てしまった悪夢を終わらせるのは、それと対義にあたる行動ではないのか。 そう考えました。 また、敦子を現の世界の象徴と考えると、飲み込むという行為で自らの血肉化するというのは、悪夢の象徴ともいえる理事長の死への弔いとも受け取れます。 このシーンは、「肉体あってこその精神」という順番を表しているのかもしれません。 ストーリーは、「対」をキーワードに、境界が曖昧になった世界を元に戻すという終わり方を選んだのだと考えました。 で、カオスです 笑 これは、アート作品と見なして良いのではないでしょうか。 1時間半に渡るインスタレーションのような、体感型のアートです。 芸術的にも脚本的にも高い評価を得ているのもうなずけます。 今敏監督は天才ですね。 まとめ 何度も観てたくさん咀嚼したい作品でした。 ストーリーはSFですが、私の苦手な激しいバトルシーンも無く、じりじりとせまる、ホラーとはまた違った恐怖感が絶妙な作品でした。 アニメーション映画だから、とあなどるなかれ、魅力溢れる作品です! ちなみに、おすすめしてくれた友人 美女・現在作家志望・未だに腐女子・最近はLDHにも手を出してる にパプリカ観たよとLINEで報告したところ、「パプリカはいいぞ。 あれだけクレイジーな映画は他にない」という何ともアメリカンなメッセージが送られてきました。 中学生でこれの良さに気づく友人、やっぱり天才なんだなと思います。 きっと大物になりますよ。 はやく会いたいなあー。 ここまで長々とした文章にお付き合いいただき、ありがとうございました!.

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