猫 茶白 性格。 白猫の性格は?特徴から白い理由まで、白猫を徹底解説|ねこのきもちWEB MAGAZINE

【専門家監修】茶×白の猫ってどんな猫?特徴や性格など徹底解説|ねこのきもちWEB MAGAZINE

猫 茶白 性格

【目次】日本猫の人気者!茶トラの歴史・性格・飼い方について の一種である「茶トラ」。 とっても人気の種類なんですよ。 ただ、日本猫ということはつまりは「 」になるので、ペットショップなどで見かけることはありません。 たまたま生まれた猫ちゃんの中に茶トラがいたとか、保護猫の募集で見つけるしかないのです。 しかしながら、保護猫の募集でもすぐさま飼い主さんが決まるほど大人気なので、一緒に暮らすのはなかなか難しそうですね。 茶トラがこれほどまでに人気なのは、美しい縞模様の見た目と愛くるしい性格にあるようです。 今回は、そんな茶トラの特徴や性格をご紹介したいと思います。 まずは、茶トラを含めた日本猫が誕生した歴史を見てみましょう。 日本猫が誕生するまで 現在の日本猫と言われる は、8世紀頃に中国から仏教の経典を守る為に船で一緒に連れてこられたと言われています。 日本でも、農作物を荒らすネズミを狩る役割として重宝されました。 その後、日本で繁殖を繰り返し、貴族を中心にペットとして可愛がられるようになったのをきっかけに、一般の人々にもペットとして普及していきました。 中国から運ばれてきた猫が自然繁殖されたのが現在の日本猫と呼ばれている猫たちです。 様々な体型・カラー・模様を持った猫たちが繁殖を繰り返してきた為、現在の日本猫も体型・カラー・毛色などの特徴は様々な種類の子が生まれます。 親が白猫だから白猫が生まれる、という確証はなく隔世遺伝によって親と子の毛色や模様が異なることもあります。 綺麗な縞模様が特徴の茶トラ (1)茶色いトラ模様 茶トラの特徴といえば、すでに何度も出てきている「茶色の毛色」と「トラのような縞模様」ですね。 目は黄みの強いゴールドのような色味で鼻はピンク色。 肉球も鼻と同じく薄いピンク色の子が多いようです。 「トラのような縞模様」を持った猫は、他にも「キジトラ」や「サバトラ」がいますが、茶トラの明るい毛色が特に人気のようです。 茶トラよりも全体的に少し暗いカラーの毛色になります。 鳥の「キジ」に似ている毛色から名付けられました。 ベースの毛色(灰色)が鯖のような色味から名付けられました。 他にも茶トラのカラーをベースに白い毛色が混ざった種類の猫もいます。 茶トラは、体全体が茶色の縞模様で被われている猫を指し、体の一部が白い猫は「茶白」や「白茶」という種類に分類されます。 顔やお腹、足などが白い毛色になることが多く、白よりも茶色の面積が多いのが特徴です。 このように同じように見えても微妙な違いで種類が分かれているので、純粋な「茶トラ」自体、とても貴重です。 (2)おでこに存在するM字 茶トラのおでこの縞模様がM字に見える子が多いようです。 確かに我が家の茶トラのおでこは…ギリギリM字があるようなないような。 ただ、先ほど紹介したキジトラやサバトラ、茶白のおでこにはM字が見えますね。 また、頬のラインはクレオパトラライン、目のラインがくっきりしているので、目の周りの黒いラインがアイラインだなんて呼ばれることもあります。 こんなところもチャーミングで可愛いですよね。 茶トラの8〜9割が「オス」と言われています。 その為、茶トラを繁殖させたいからと茶トラ同士を掛け合わせようにも「メス」が非常に貴重なため、掛け合わせるのが非常に難しいです。 また、前述の通り、親と子が必ずしも同じ毛色・模様とは限らない為、茶トラ同士を掛け合わせても茶トラが生まれるとは限りません。 茶トラの性格 茶トラの人気は、可愛らしい性格にあり!! 本当に飼いやすい猫ちゃんなんですよ。 おすすめしたいポイントはたくさんあるのですが、その中から4つご紹介します。 (1)来客の対応もバッチリ!な人懐こさ。 猫ちゃんは飼い主さんにしか懐かないとか、慣れるまで時間がかかるなんて言いますが、茶トラさんはとっても人懐こい猫ちゃんなんです。 飼い主さんに懐くのはもちろんですが、警戒心が薄く、来客にもすぐ馴染む子が多いようです。 そのため、小さなお子様が入るご家庭や多頭飼いのお家、また初めて猫を飼われるという方にもオススメです。 中には野良猫なのに人間にスリスリ寄ってくる猫ちゃんもいるようですよ。 ただ、猫ちゃんにも個体差があるので、来客や他の動物と交流させる際は相性などをみながら引き合わせてあげてくださいね。 (2)常に飼い主さんと一緒がいい!甘えん坊。 茶トラはとっても甘えん坊。 飼い主さんがトイレや別の部屋に行くと必ずついてきたり、お風呂の時は、扉の前でちょこんと待っていてくれたり。 飼い主さんが大好きで常に一緒の空間にいたい子が多いようです。 飼い主さんに「撫でて〜」と頭をスリスリ擦り付けて甘えたり。 甘えん坊の構ってちゃんなので、遊んでおねだりもしばしば。 こんなに可愛いお顔で甘えられたらイチコロですよね〜(笑) 特にオスは甘えん坊だそうです。 茶トラはほとんどがオス猫なので、甘えん坊なのは間違いないですね!! (3)元気いっぱい!やんちゃ坊主。 茶トラの性格でもう一つあげられるのが、その活発さ。 とにかく元気いっぱいで、やんちゃな猫ちゃんなんです。 部屋を走り回ったり、高いところに登ったり、おもちゃで遊んだりと体を動かすのが大好きです。 動く物にも敏感に反応して動き回るので、飼育環境はしっかり整えてあげる必要があるでしょう。 (4)食べるの大好き!食いしん坊。 茶トラは、食べるのもとっても大好きです。 そのため、食べさせすぎてしまって太ってしまう子も多いようです。 太りやすい体質でもあるので、甘やかしすぎずにしっかり管理してあげるといいですね。 他にも温厚で少し間抜けな部分もあったりして飼い主の心を鷲掴みしちゃう猫ちゃんなんです。 こんなところに気をつけて!茶トラの飼い方 茶トラの性格をご紹介した上で、茶トラと一緒に生活する上で気をつけたいことをまとめてみました。 (1)お留守番は控えめに 茶トラは、甘えん坊で構ってちゃん。 飼い主さんと一緒にいるのが大好きです。 それなのに、毎日一人で部屋の中に閉じこもっているのはとても寂しいですしストレスの原因になります。 なるべく留守番の時間は少なくしてあげて、一緒に過ごす時間をたくさん設けてあげましょう。 また、おもちゃなどを使って一緒に遊ぶことでコミュニケーションをとってあげることも大切です。 (2)室内環境を整えよう やんちゃ坊主の茶トラさん。 部屋でもたくさん動き回ることでしょう。 運動大好きな茶トラさんが運動不足でストレスを溜めないようになるべくたくさん動き回れるスペースを確保してあげましょう。 また、上下運動ができるように を用意してあげたり、興味を引くおもちゃを与えてあげましょう。 マンション住まいの場合は、活発な猫というのを十分理解した上で、近隣住民に迷惑をかけないかどうかもきちんと考えた上で迎え入れてあげましょう。 (3)体重管理をしてあげよう 茶トラさんは食いしん坊で太りやすい体質な子が多いので、飼い主さんがしっかり体重管理をしてあげましょう。 毎日の食事の内容や体重に合わせた適切な食事の量を管理し、おやつを与える場合も欲しがるからといって与えすぎないようにしましょう。 また、食事の管理と同じくらい大切なのが、しっかり運動をさせることです。 運動はストレス解消にもなります。 猫は のように にいけない分、室内での運動が非常に大切です。 キャットタワーを設置して上下運動ができる環境を整えるのと同時に、飼い主さんが などを使って一緒に遊んであげましょう。 飼い主さんが一緒に遊んでくれることで、茶トラさんも「構ってもらっている」ととっても喜んでくれるはずです。 以上、3つの具体的な飼い方のコツをご紹介しました。 こちらは、動物と一緒に暮らす場合は、どんな動物にも当てはまることです。 猫も人間も双方が快適に過ごせるように心がけたいですね。 茶トラが気をつけたい病気 日本猫だけがなりやすい病気や遺伝性疾患などは特にありません。 そのため、一般的に猫に多い病気をご紹介します。 (1)慢性腎臓病 猫の死因でもっとも多い病気と言われており、老猫のほとんどがこの病気になっていると言われています。 主な症状は多飲多尿で、急に発病する病気ではなく、日常の生活習慣などで徐々に腎臓の機能が弱っていく病気のため、発見が遅れることが多いです。 尿を作ったり、血圧の調整、赤血球を作るためのホルモンを生成する役割がある腎臓病の機能が低下すると老廃物を尿で体外に排出できずに尿毒症になったり、多尿になって脱水症状を起こすなど様々な症状に繋がります。 この病気は一度発症してしまうと完治ができない病気なので、事前に予防することが一番です。 普段から、お水をたくさん飲む習慣をつけてあげるように工夫をしたり、定期的な健康診断で数値の異常を見逃さないように気をつけてあげましょう。 (2)下部尿路疾患 尿路結石、膀胱炎などの下部尿路疾患も猫に多い病気です。 ・尿路結石 よく人間でも「石ができると激痛がする」なんて聞きますよね。 猫ちゃんも人間と同様に尿路結石を発症します。 結石は、腎臓・尿管・膀胱・尿道・尿道口までの尿路系と呼ばれる部分に食事などで摂取したマグネシウムやミネラルが貯まって結石化することです。 予防としては、マグネシウムやミネラルの過剰摂取を抑えることで、体内に入るマグネシウムやミネラルの量を抑えたり、普段から水を飲むように工夫してあげ、尿の中のマグネシウムやミネラルの濃度を薄めてあげることで可能です。 また、体重増加も尿路結石の原因となるので、体重管理をしてあげることも予防に繋がります。 ・膀胱炎 こちらも人間でもよく聞きますね。 おしっこを長時間我慢したり、膀胱に細菌が入ることで発症します。 膀胱炎の対策も、よく水を飲んでおしっこをたくさん出せるようにお水を飲む工夫をしてあげたり、トイレを清潔に保ってあげることで、猫ちゃんもおしっこを我慢せずに安心して用を足すことができます。 このように普段の生活の中で、猫ちゃんが病気になるリスクを減らせることが多くあります。 少しでも長く一緒に過ごせるように環境面にも気を使ってあげたいですね。 また、定期的な健康診断を受けさせるのも忘れないようにしましょう。 茶トラの値段 茶トラは、先に述べた通り、ペットショップやブリーダーで購入することはほとんど不可能です。 そのため、保健所やシェルターから譲渡してもらうことがほとんどです。 ただ、譲渡といっても引き受けの際にワクチンの接種などの費用が発生しますし、家の中の準備費用や引き取った後の通院費など諸々発生しますので、お金がかからず飼えるからと安易に引き取るのは要注意です。 また、大人気の ですので、なかなか譲渡に出されることもない上に、出された直後に引き取り手が見つかるため、簡単には手に入らないと考えた方がいいでしょう。 たまたま譲渡会で見つけた場合は、その場で運命だと思って引き取らないと次に出会える可能性は限りなく低いです。 茶トラの寿命 一般的な と同様と考えていいでしょう。 猫は犬と比較すると長生きと言われており、室内飼いの猫の一般的な平均寿命は15〜16年と言われています、 あくまで平均の数値なので、猫によっては20年近く生きる猫も珍しくありません。 猫に限らず動物と生活する際は、一生添い遂げられるかを考えた上で決めてくださいね。 また、ご家庭によっては、完全室内飼いではなく、猫を自由に外に出す飼い方をする場合もあると思います。 外で生活する野良猫は、交通事故にあったり感染症を起こしたりと様々なリスクが付きまといます。 それは、自由に出入りできる飼い方をしている猫ちゃんにも当てはまります。 そういったリスクも考えた上で、飼い方もご家族で検討されるといいですね。 茶トラのお手入れ 短毛種のため、 は必要ありません。 (純粋な日本猫の茶トラである場合のみ。 洋猫とのミックスは長毛種である場合があります。 ) ご家庭で定期的に によるお手入れと日々のブラッシングを行なってください。 特に春と秋の換毛期は、毛が抜けやすいのでブラッシングをこまめに行うことをオススメします。 茶トラの基本データ 名称:日本猫(和猫) 原産国:日本 入手:困難 体重:3〜4Kg 平均寿命:15〜16歳 特徴:茶色い毛、縞模様、おでこのM字 性格:人懐こい、甘えん坊、やんちゃ 10. 茶トラのまとめ 日本猫の中でも高い人気を誇る茶トラ。 見た目の可愛らしさだけでなく、性格まで可愛らしさ満点なので、是非とも家族に迎え入れたいですよね。 なかなか入手は困難ですが、譲渡会や保護施設のホームページを根気強くのぞいていたら、いつか巡り会えるかもしれません。 その時は是非とも迎え入れてあげてくださいね。

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猫じゃない猫?茶白猫つむぐのビクビク日記。茶トラ猫はモテるらしい

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茶白の猫はどんな種類がいる?性格と飼い方

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猫の性格を形成する要因一覧• 父猫の性格(先)• オキシトシン受容器(先)• 猫の毛色(先)• 利き手の有無(先)• 母猫による世話(後)• 栄養状態(後)• 人との接触(後)• 社会経験(後)• 生活環境(後)• 去勢・避妊手術(後) こうした様々な要因の中で、後天的な要因が最も影響を及ぼすのは、 社会化期(しゃかいかき)と呼ばれる限定的な期間においてです。 社会化期とは、子猫の性格が、まるで柔らかい粘土のように、外からの力によって容易に変形してしまう2~7週齢の事を指します。 以下のセクションで各項目を細かく見ていきますが、たびたび登場する言葉ですのでここで抑えておいてください。 父猫の性格 猫の性格・決定因子• 注目すべきは、「たとえ人と触れあいを持ったとしても、友好的ではない父猫から、友好的な子猫が生まれることは無い」という点です。 この事実は、 父猫の性格の中でも、特に「友好性」という側面が、生まれてきた子猫の性格に多大なる影響を持っていることを如実に物語っています。 なお上記実験中、「中間的な性格」を持つ子猫に関し、McCuneらがさらに観察を進めたところ、12週齢以前においては、両者の間に性格的な差が見れたということです。 すなわち、「友好的父猫+人との触れあいなし」組と、「非友好的父猫+人との触れあい」組とを比較した際、12週齢までは後者の方がより強い友好性を示したものの、最終的には両者の性格差がほとんどなくなったというのです。 この事実は、3ヶ月齢くらいに見られる子猫の「仮の性格」から、成猫になったときの「真の性格」を見抜くことは、なかなか難しいということを示しています。 オキシトシン受容器 「愛情ホルモン」の異名を持つ オキシトシンの受容器に関わる遺伝子が、猫の友好性に影響を及ぼしているかもしれません。 調査を行ったのは京都大学心理学研究室を中心としたチーム。 オキシトシン受容器の形成に関与している遺伝子「OXTR」とその近辺に存在しているマイクロサテライト(数塩基が1単位となって複数回繰り返している箇所)にターゲットを絞り、普通の雑種猫と純血種との間に一体どのような違いが見られるのかを遺伝子レベルで比較しました。 その結果、オキシトシン遺伝子およびマイクロサテライト(MS)の個体差が、オキシトシン受容器形成に何らかの影響を及ぼし、結果として性格特性を変化させている可能性が見えてきたといいます。 特にMS3とMS4が長い雑種の方が、純血種よりも高い友好性を示す傾向があったとのこと。 これは猫の性格形成に遺伝子が深く関わっていることを示す興味深い調査結果です。 詳しくは以下のページをご参照ください。 猫の毛色と行動特性• Todd(1977)黒猫は、不規則な縞模様を持った猫に比べ、都会のような「猫密度」が高い地域での暮らしになじみやすい。 O'Farrell(1996)茶色、クリーム色、三毛の猫は、見知らぬ人との接触に対して抵抗を示す傾向がある。 Pointer(1995)オレンジ色の猫は、攻撃性が強い。 黒猫は友好性や群居性が高い。 このように、猫の毛色と行動との間には、なんらかの相関関係があるようです。 また猫の毛色と性格との関係性を裏付けるものとしては、主に2つの説があります。 猫の毛色と性格の関係性• 毛色-神経伝達物質説 被毛の色となるメラニン色素は、カテコールアミンと同じ生化学的経路で生成されます。 カテコールアミンとは、ドーパミンを始め、脳内において神経伝達物質として機能する化合物の総称です。 そしてこの神経伝達物質は、恐怖や怒りなどの感情を産み出し、行動や性格というものに大きく関わっています。 被毛の色を決定している遺伝子が、神経伝達物質の生成に何らかの形で関わっているとすると、被毛色と行動との間に関係性があっても不思議ではないでしょう。 このように、毛色と神経伝達物質を作り出している遺伝子に相関があり、結果として性格に影響を及ぼしているとするのが「毛色-神経伝達物質説」です。 毛色-感覚器説 アルビノ猫(色素欠乏)の虹彩は色素が欠落しているため日光を遮ることができず、明るい光の下では行動がしにくくなります。 結果として、日中はあまり表には出ず、日が落ちて暗くなってから姿を現すことが多くなるかもしれません。 これを第三者の目から表現すると、「白猫は臆病ですぐ物陰に隠れる」となることもあるでしょう。 このように、毛色と感覚器を作り出している遺伝子に何らかの相関があり、結果として性格に影響を及ぼしているとするのが「毛色-感覚器説」です。 2016年、アイルランドで行われた調査により、 利き手の有無が猫の性格を決定づけているという可能性が示されました。 調査チームが右利き、左利き、両利きの猫各30頭を対象に2種類の気質テストを行った所、利き手のある猫では「自信がある・愛情深い・活動的・友好的」という傾向、利き手のない(=両利きの)猫では「愛情が薄い・従順性と友好性が低い・攻撃性が高い」という傾向が見出されたといいます。 どちらか一方の体を優先的に使う「側性」(Laterality)と気質との間にある明確なメカニズムは不明ですが、猫の場合「利き手があるかどうか?」という点が性格を決定する上で重要な役割を果たしているようです。 母猫の世話 実験では、 母猫との親密度が高ければ高いほど、子猫の社会的学習が促進されることがわかっています (Chesler, 1969)。 社会的学習(しゃかいてきがくしゅう)とは、ある猫が他の猫の行動を見てマネすることです。 例えばCheslerは、「レバーを押せばエサがもらえる」ことを観察していた子猫が、母親の見よう見まねで同じ行動を取ることを、実験で確認しています。 こうした社会的学習は、見知らぬメス猫よりも自分の母猫を観察していた猫の方が早く学習するとのこと。 ですから、母親と一緒にいる時間が長ければ長いほど、この社会的学習が促進され、子猫の行動パターン獲得が早まると考えられます。 子猫による母親の模倣は、離乳が始まる5週齢ころから始まり、離乳が終わりに差し掛かる7~8週齢頃にピークを迎えるというのが一般的なパターンです。 社会的学習を示す具体例としては、Kuo(1930)が母猫がラットを殺すのを見て、子猫が同種のラットを殺すことを発見しています。 またWyrwicka(1980)らは、ツナやシリアルなどの目新しい食べ物に対し、事前に母猫が食べている姿を見ていた子猫の方が、早く口をつける傾向があることを確認しています。 「怖がり」という性格形成 幾つかの実験において、 多感な社会化期において母猫がそばにいると、未知なものに対する恐怖心が緩和され、逆に独りぼっちだと、恐怖心が助長されるという因果関係が示されています。 例えば、生後2週齢時に母猫から隔離された子猫は、行動的にも情緒的にも身体的にも、様々な異常が認められるようになったといいます (Seitz, 1959)。 具体的には、他の猫や人に対する異常な恐怖心や攻撃性、無目的の運動、学習能力の低下、喘息のような呼吸器疾患などです。 また別の観察においては「母猫が寄り添っている状況では、見知らぬ猫や人が近づいてきても、それほど恐怖心を抱かない」という結果が出ています (Rheingoldら, 1971)。 「怖がり」とも表現できるこうした傾向は、社会化期における母猫の存在が一因として関わっていると言えるでしょう。 問題行動の予防 ある種の問題行動は 生後14週齢以降のタイミングで母猫と別れた猫において少なくなる可能性が示されています。 調査を行ったのは、フィンランド・ヘルシンキ大学の獣医生物学部チーム。 合計40品種・5,726頭分のデータを元に統計的に計算したところ、離乳時期と行動特性との間に関連性が見られたといいます。 具体的には、病的に同じ行動を繰り返す「常同行動」(グルーミング・ウール吸い)や「人や猫への攻撃性」といった問題行動が、離乳時期を生後14週齢以降まで遅らせた猫において少なくなるというものです。 こうした結果を受け調査チームは子猫と母猫を引き離すタイミングを14週齢以降にすべきであると提唱しています。 詳しくは以下のページで解説してありますのでご参照ください。 栄養状態 栄養状態と子猫の性格• Smithらの研究(1977)生後6週齢まで子猫の栄養を制限すると、大脳、小脳、脳幹に発育不全が起こる。 それ以降に栄養状態を正常に戻すと、4ヶ月齢ころになって行動に異常が現れ出す。 例えば、オスでは攻撃的な遊び行動が多くなったり、メスではよじ登るという行動をほとんどしないかわりに、走り回ることが多くなる。 Simonsonらの研究(1979)妊娠期間中、母猫の正常な食事量を半分に制限すると、子猫は行動的な発達が遅く、また身体的な異常を抱えた状態で生まれる。 学習能力も乏しく、協調性の無さや極度の怖がり、極度の攻撃性など、情緒的に不安定な傾向が強まる。 Galloらの研究(1984)妊娠後期と授乳期に低タンパク食を与えられた母猫から生まれた子猫は、平衡感覚や運動機能の異常、愛着関係の希薄化などの傾向が見られる。 社会化期における人間の影響は、猫の「人間好き」を決定する上で極めて重要です。 1984年、Karshは人間が手で触る「ハンドリング」を、様々な週齢にある子猫に施し、その結果を比較しました。 ハンドリングされたのは、生後1週齢、3週齢、7週齢の子猫で、比較対象として、全くハンドリングされなかった子猫も用意されました。 その結果、1週齢グループと3週齢グループは同じくらい人懐こい猫に育ち、また7週齢グループと無ハンドリンググループは、同じくらい人間によそよそしい猫に育ったといいます。 このデータからKarshは、 子猫の性格を決定する社会化期は、生後2~7週齢にあり、この時期における人との触れあいが極めて重要と結論付けています。 1961年、Meierが行った別の実験では、生後数週間、毎日人が抱いて軽くなでたシャムの子猫は、そうした扱いを受けなかった同腹子に比べて身体的にも行動的にも発達が早かったそうです。 また、1965年、Wilsonらが行った実験では、生後45日齢で1日5分だけ手にとって触れるという「ハンドリング」を受けた子猫は、見慣れないおもちゃや人に、ためらいなく近づくという結果が出ています。 こうした数々の実験結果から見ると、社会化期における人との接触は、子猫の性格形成のみならず、成長にとっても決定的に重要であると言えそうです。 さらに、社会化期における子猫の特性としては、以下のような発見も報告されています。 社会化期において接触する他の動物は、「種の学習」にとって極めて重要です。 「種の学習」とは、「自分がどの動物種に属しているか?」という自己認識のことです。 ラットと一緒に育てられた子猫は、成猫になっても決して同じ種類のラットを殺すことは無かったといいます (Kuo, 1930)。 この現象は、子猫が自分とラットとを同じ種類の動物として認識したから生じたもので、こうした「種の学習」は社会化期の中でも3~6週齢時が最重要だと推定されています。 例えば、この時期にブタと一緒に育った子猫は、自分のことをブタだと思い込んでしまうということも、十分起こりえます。 しかし、もし自分のことをブタだと思い込んでしまうと、成長してから正常な交尾をすることができなくなることもあるとか。 また、猫も含めた色々な動物と共に育てられた子猫は、他の動物種に対して寛容な姿勢を見せるものの、やはり猫に対する興味の方が強いとも言われています (Kuo, 1938)。 これは、「猫として自己認識を保ちつつ、他の動物とも仲良くなれる」、と言い換えても良いでしょう。 この性質を利用すれば、猫と小動物を一緒に飼うことも、全く不可能ではないように思われます。 例えば、猫と小鳥をペットとして飼いたいと思っている家庭において、3~6週齢の内に小鳥の姿を見せたり、鳴き声を聞かせておけば、猫が成長して小鳥を見たとき「獲物だ!」と思い、飛びかかる確率を大幅に下げることができるでしょう。 兄弟猫の影響 社会化期における兄弟猫の存在は、社会的学習と攻撃抑制の学習という観点から重要です。 「 社会的学習」(しゃかいてきがくしゅう)とは、猫が他の猫の行動を見てマネすることです。 例えば、兄弟猫がじっと獲物を見据えている場合、他の子猫も同様に見据えるなどです。 社会化期におけるこうした「マネッコ」は、子猫の学習を促進してくれることは間違いないようです。 John(1968)らは、「条件付けの手順を用いて特定の行動を学習させるよりも、他の猫のやる行動を見せたほうが、猫は早く行動を習得できる」という実験結果を出しています。 「 攻撃抑制」(こうげきよくせい)とは、噛むときや叩くときの力加減を学習することです。 子猫同士で行う社会的遊びは、生後4~7週齢頃に盛んになります。 しかし、兄弟猫との社会的遊びが極端に少なかった子猫は、兄弟猫と一緒に遊んで育った子猫に比べ、噛み付く頻度が高く、また強く噛み付く傾向があるとのこと (Guyot, 1980)。 これは、自分自身が噛まれたり叩かれたりした経験が無いから、「どの程度の力を入れると、相手が痛がるのか?」という基準がよく分からないために起こる現象だと考えられます。 力加減を知らず、攻撃抑制のできない子猫が家庭にもらわれた場合、飼い主や他の動物に噛み付いたり、爪を出した状態で叩いてしまうなど、重大な事故を起こす危険性があります。 生活環境 子猫や成猫を取り巻く生活環境が、猫の性格に影響することがあります。 Turner(1991)は、室内飼いの猫の方が、屋外に自由に出入りしている猫に比べ、自分から飼い主に接触を持とうとすることが多いと言います。 また、室内飼いの猫の方が、好奇心が強いとも。 こうした「甘えん坊」・「好奇心旺盛」という傾向は、閉塞された空間における刺激の少なさを、飼い主やその他の事物との接触で補おうとしているのかもしれません。 また、「病気になった猫を付きっ切りで看護したところ、それ以降、飼い主の後を付いて回るようになった」とか、「閉塞された小屋の中で付きっ切りの生活をしたら、以前より友好的になった」などの事例も報告されています。 Karshはこれらを 遅れた社会化期と表現しました。 理由は、社会化期(生後2~7週齢)をとっくに過ぎたはずの成猫に起こる性格変化だからです。 さらに1998年、Rochlitzらは、検疫によって飼い主から隔離された猫の行動について、隔離の前後でアンケート調査を行いました。 こうした様々な観察結果から考えると、 「室内飼い」、「付きっ切り」、「隔離」などの後天的な環境が、子猫のみならず成猫の性格にも、短~長期的な影響を及ぼすことは、大いにありえると言えます。 日本国内においても「家出(脱走)して戻ってきたらまるで性格が変わってしまった」という逸話をよく耳にします。 外にいる間、非常に怖い思いをした猫は、家に戻ってきてから臆病な態度を示すようになるかもしれません。 特に人間から虐待を受けた場合などはそうなるでしょう。 逆に車や犬などと出会って怖い目にあった場合は、飼い主に対する依存心が高まり甘えん坊になるかもしれません。 こうしたエピソードも、猫の性格が成猫になってからも変わり得ることを示す事例と言えます。 去勢・避妊手術 体内から性腺を取り除く 去勢・避妊手術が猫の性格に影響を及ぼす可能性があります。 望まない妊娠を避けるため、オス猫の場合は精巣を取り除く去勢手術、メス猫の場合は卵巣と子宮を取り除く避妊手術を施すことが一般的です。 生殖器とともに性ホルモンを分泌する内分泌器も取り除くため、体内におけるホルモンバランスが変わり、猫の性格が変わったという印象を与えるかもしれません。 例えばオス猫なら「性格が穏やかになった」、メス猫なら「少し反抗的になった」などです。 こうした性格の変化には、性ホルモンの血中濃度のほか、性衝動の根本的な低下が影響しているものと推測されます。 衝動や欲求がなければ、メス猫を巡ってオス猫同士が争う必要性が根っこからなくなるという訳です。 NEXT:毛色と性格の関係 日本国内のみならず世界中には「 猫の被毛の色や柄と性格とが関係している」と言う根強い風説があります。 前のセクションで詳しく解説したように、猫の性格は非常にたくさんの要因によって形成されているため、 ある特定の色や柄と性格とを短絡的に結びつけることはできません。 とは言え2010年、東京農業大学の卒業論文で、猫の毛色と性格に関する面白い調査が行われましたので参考までにご紹介します。 いわゆる個人の感想レベルで根拠は弱いですが、「言われてみればそうかも…」と思える部分があるのではないでしょうか。 調査は飼い主にアンケートを行い、合計244頭の猫の性格を5段階で評価してもらうという形で行われました。 ネコの動物学(東京大学出版会) 茶トラ猫の性格は? 茶トラ猫とは被毛全体がオレンジ~茶色で白い斑点(ホワイトスポット)が入っていない柄のことです。 遺伝的にはオスの方が圧倒的に多いという特徴を持っています。 大まかな性格の特徴は以下です。 茶トラ猫は一般的に、 反抗性や警戒心が弱く、温厚な性格と評価されることが多いようです。 人間だと「お人好し」といったところでしょうか。 Wilhelmy(2016)の調査では「獲物への興味・恐怖に関連した見知らぬ人への攻撃性が高い」と報告されていますので、国内における調査結果とやや矛盾しています。 性格を表す表現をさらに細かく分類すると以下の一覧リストのようになりました。 最高評価である「5」に近いほどその性格傾向が強いということになります。 おとなしい 黒白とは黒と白の被毛がさまざまな比率で混ざりあった柄のことです。 白地に黒い斑点があっても、黒地に白い斑点が合ってもともに「黒白」に分類されます。 黒い被毛と白い被毛の含有比率によって非常に多くの呼び方があります。 一例を挙げると「ハチワレ」「タキシード」「バットマン」「オカッパ」などです。 大まかな性格の特徴は以下です。 黒白は一般的に、 人に対して友好的で外向的な性格と評価されることが多いようです。 ただしこのジャンルは模様のバリエーションがあまりにも多いので、被毛パターンと性格の関連性を証明することはほぼ不可能でしょう。 性格を表す表現をさらに細かく分類すると以下の一覧リストのようになりました。 最高評価である「5」に近いほどその性格傾向が強いということになります。 おとなしい L-CATによる5面分類• 人寄りの猫「人寄りの猫」(Human Cat)とは人間の家にいることを好み、人間のパーソナルスペースに入ることも、自分のパーソナルスペースに人を入れることも厭(いと)わないタイプの猫。 頭突きによる愛情表現を頻繁に行い、膝に乗るのが大好き。 前足でニーティング(パン生地をこねるようなマッサージモーション)を行う。 構成人数が多く活気のある家庭に向いている。 狩猟好きの猫「狩猟好きの猫」(Hunter Cat)とはおもちゃで擬似ハンティングをするのが大好きなタイプの猫。 長時間遊んでもなかなか飽きない。 激しい猫キックを繰り出したり、強く噛み付くことでおもちゃを壊してしまうこともしばしば。 猫寄りの猫「猫寄りの猫」(Cat's Cat)とは人間よりも猫の方が好きなタイプの猫。 他の猫と遊んだりグルーミングするのが大好きで、多頭飼育家庭に向いている。 気難しい猫「気難しい猫」(Cantankerous Cat)とは環境の変化や触られることが嫌いなタイプの猫。 パーソナルスペースを重視し、人馴れさせるのに時間がかかる。 人間とのスキンシップは最小限に。 知りたがりの猫「知りたがりの猫」(Inquisitive Cat)とは見知らぬものや見知らぬ人に強い好奇心を抱き、匂いをかいで調べようとするタイプの猫。 新しいものに物怖じせず冒険好き。 Feline Five(5面型) フィーライン・ファイブ• 支配的(dominant)【高スコア】いじめっ子気質で攻撃的 【低スコア】友好的で従属的• 自律的(spontaneous)【高スコア】衝動的で気まぐれ 【低スコア】抑えがきいて予測しやすい• Playfulnessやんちゃさ=遊び好き 活発 敏捷 いたずら 好奇心旺盛• Nervousnessナーバスさ=神経質 用心深い 心配性 臆病 怖がり• Amiability親しみやすさ=協調的 温かみがある 平和主義 チャーミング 忠実• Dominance支配性=プライドが高い 支配的 生真面目 独立主義 縄張りを重視する• Demandingnessわがままさ=頑固 注文が多い わがまま 辛抱強い はっきり自己主張する• Gullibilityまぬけさ=不器用 まぬけ だまされやすい 混乱している.

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