ベートーベン 32。 ベートーベンとは

ピアノソナタ第32番 (ベートーヴェン)

ベートーベン 32

アマチュアです。 下手の横好きですがベートーヴェン好き、そして、後期ソナタには 多くの人に目を向けて欲しいと思っています。 28番、31番、32番はジョイントコンサートなど演奏会で弾きました。 30番は譜読みだけはしましたが、いつか演奏会で弾きたいと思いながら 実現していません。 難易度は、私は、 難 28番>32番>30番>31番 易 と考えています。 暗譜については、正直言ってどの曲も大変ですが、28番が 楽かも知れません。 31番も32番も暗譜は非常に大変、30番は暗譜していないので 論評を控えます。 下に、それぞれの曲の演奏(練習)のポイントなどを記します。 28番 1楽章は穏やかで演奏も比較的容易ですが、2楽章とフィナーレは 非常に難しいです。 私の師やピアニストの友人(国内外のコンクール優勝者入賞者を含む)は、 28番は29番(ハンマークラヴィール)の次に大変、ということで 一致していますが、Henleなど権威ある難易度評価では32番のほうが 難しいことになっていますね。 マーチ風の2楽章が意外に大変で指にはまりません。 テンポ設定も わけがわからない(Vivace a la Marcia、快速に行進曲のように)。 Vivaceという指示からは、疾風のような高速の演奏がイメージされ、 行進曲のように、という指示とどうするか、どちらを重視するか、 ということがポイントの一つ。 しかし、最大の難所は、フィナーレの展開部のフガートから再現部です。 このフガートは非常に複雑で、どう弾いても指が一本足りないような 気分になります。 また、再現部には有名な4度の高速パッセージがあります。 30番 譜読みだけで真剣に練習していないので一言だけ。 終楽章(変奏曲)の最後の変奏は、ある程度大きい手が無いと 非常に大変です。 右手の1-2でトリルを弾きながら主に4-5で高貴なメロディーを 再現しますが、このスパンがけっこう大きいです。 小さい手でも工夫の余地はありますが、この部分を自然に弾ける自信がないと なかなかステージに載せられないでしょう。 31番 少なくともメカニック的には後期ソナタのうちでいちばん穏やかです。 また、現代のピアノにもマッチして演奏効果も上がるので、ベートーヴェンの 後期に最初に取り組むにはお薦めの曲です。 終楽章は、嘆きの歌というメランコリックな部分とフーガが交互に あらわれますが、このフーガはベートーヴェンのポリフォニーの中では 比較的弾きやすいです。 2楽章(2拍子のスケルツォ)のトリオ部分が意外な落とし穴で、 練習を積んでおかないと罠にはまります。 バックハウスのライヴ録音で、 この部分でほとんど崩壊しているものがあります。 32番 難曲ですが、ピアノ弾きにとって非常に合理的に書かれていて無茶な部分が無く、 時間をかけてきっちり練習すれば(上級者の腕は必要ですが)きっちりした 演奏ができる曲、かつ、譜面どおりに演奏できれば良い演奏になる曲と 考えています。 1楽章は強靭なメカニックが必要ですが序奏を除くと短いソナタで、 まあ熱情ソナタをレパートリーとするレベルであれば弾けます。 勝負は2楽章で、変奏曲形式ですが変奏の間に切れ目が無く、20分間、 完全な休止はありません。 この常識はずれの「息の長さ」をどのように 設計して演奏するか、どのように集中力を維持するか、メカニックだけでは ないピアニストの真価が問われます。 もちろん、メカニカルにも多彩な技術が必要になります。

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ピアノ(ベートーヴェンソナタ)の難易度を教えてください

ベートーベン 32

アマチュアです。 下手の横好きですがベートーヴェン好き、そして、後期ソナタには 多くの人に目を向けて欲しいと思っています。 28番、31番、32番はジョイントコンサートなど演奏会で弾きました。 30番は譜読みだけはしましたが、いつか演奏会で弾きたいと思いながら 実現していません。 難易度は、私は、 難 28番>32番>30番>31番 易 と考えています。 暗譜については、正直言ってどの曲も大変ですが、28番が 楽かも知れません。 31番も32番も暗譜は非常に大変、30番は暗譜していないので 論評を控えます。 下に、それぞれの曲の演奏(練習)のポイントなどを記します。 28番 1楽章は穏やかで演奏も比較的容易ですが、2楽章とフィナーレは 非常に難しいです。 私の師やピアニストの友人(国内外のコンクール優勝者入賞者を含む)は、 28番は29番(ハンマークラヴィール)の次に大変、ということで 一致していますが、Henleなど権威ある難易度評価では32番のほうが 難しいことになっていますね。 マーチ風の2楽章が意外に大変で指にはまりません。 テンポ設定も わけがわからない(Vivace a la Marcia、快速に行進曲のように)。 Vivaceという指示からは、疾風のような高速の演奏がイメージされ、 行進曲のように、という指示とどうするか、どちらを重視するか、 ということがポイントの一つ。 しかし、最大の難所は、フィナーレの展開部のフガートから再現部です。 このフガートは非常に複雑で、どう弾いても指が一本足りないような 気分になります。 また、再現部には有名な4度の高速パッセージがあります。 30番 譜読みだけで真剣に練習していないので一言だけ。 終楽章(変奏曲)の最後の変奏は、ある程度大きい手が無いと 非常に大変です。 右手の1-2でトリルを弾きながら主に4-5で高貴なメロディーを 再現しますが、このスパンがけっこう大きいです。 小さい手でも工夫の余地はありますが、この部分を自然に弾ける自信がないと なかなかステージに載せられないでしょう。 31番 少なくともメカニック的には後期ソナタのうちでいちばん穏やかです。 また、現代のピアノにもマッチして演奏効果も上がるので、ベートーヴェンの 後期に最初に取り組むにはお薦めの曲です。 終楽章は、嘆きの歌というメランコリックな部分とフーガが交互に あらわれますが、このフーガはベートーヴェンのポリフォニーの中では 比較的弾きやすいです。 2楽章(2拍子のスケルツォ)のトリオ部分が意外な落とし穴で、 練習を積んでおかないと罠にはまります。 バックハウスのライヴ録音で、 この部分でほとんど崩壊しているものがあります。 32番 難曲ですが、ピアノ弾きにとって非常に合理的に書かれていて無茶な部分が無く、 時間をかけてきっちり練習すれば(上級者の腕は必要ですが)きっちりした 演奏ができる曲、かつ、譜面どおりに演奏できれば良い演奏になる曲と 考えています。 1楽章は強靭なメカニックが必要ですが序奏を除くと短いソナタで、 まあ熱情ソナタをレパートリーとするレベルであれば弾けます。 勝負は2楽章で、変奏曲形式ですが変奏の間に切れ目が無く、20分間、 完全な休止はありません。 この常識はずれの「息の長さ」をどのように 設計して演奏するか、どのように集中力を維持するか、メカニックだけでは ないピアニストの真価が問われます。 もちろん、メカニカルにも多彩な技術が必要になります。

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ベートーベンとは

ベートーベン 32

カラヤンは有名になりすぎて一部のマニアの間では不評だったりしますが、カリスマ性のある指揮者はやっぱりかっこいいですね。 交響曲第3番「エロイカ」は、ベートーベンがナポレオンに捧げようとした曲でした。 ベートーベンは、民衆のために立ち上がった ナポレオン・ボナパルトを応援していたのですが、 曲の完成前にナポレオンが共和制を捨てて「皇帝」に就任したのを知り幻滅したというエピソードが残っています。 もともとDV気質だったベートーベンは、その知らせを聞いたとき、ブッちぎれて家の中の物を投げまくって暴れたそうですよ。 よく知られるのは第一楽章ですが、続く第二楽章が「葬送行進曲」というのが変わっていておもしろいです。 (2)交響曲第5番「運命」 「ジャジャジャジャーン!」で始まるベートーベンの「運命」、 小澤征爾指揮・NHK交響楽団の演奏です。 始めのフレーズがあちらこちらで使われまくっている超有名曲ですね。 ベートーベン自身が、この曲の始めのフレーズを 「運命がドアを叩く音」と表現したという説があります。 この曲にとりかかった頃、ベートーベンはもうかなり耳が聴こえにくくなっていました。 この交響曲は、当時はまだオケに使われていなかったピッコロやトロンボーンを加えて演奏されました。 初演は1808年、ベートーベンが37歳のときです。 また、作るのに長い時間(約5年)をかけて試行錯誤し創意工夫を加えたため、高い評価を得ています。 とにかく、とても強い印象を与える曲ですね。 (3)交響曲第6番「田園」 ベートーベン交響曲「第九」は、日本でもクラシック好きの間では 年末の風物詩となっていますね。 この曲は ロンドンのフィルハーモニー協会がベートーベンに作曲を依頼して、1824年に完成されました。 初演はウイーンで、もう耳がほとんど聴こえなくなっていたベートーベン自身が指揮をしました。 演奏後にベートーベンは観客の拍手喝采が聞こえず、舞台上の歌手に観客の方を向かされて初めて演奏が大成功したとわかったというエピソードがあります。 第四楽章の有名な合唱の歌詞の原詩は、 ドイツの詩人フリードリヒ・シラーの「歓喜に寄せて」という作品です。 (後にベートーベンがアレンジしています) 日本語の歌詞は、 なかにし礼の作詞です。 その中でもよく知られている5曲をご紹介します。 第二、第三楽章も素晴らしい曲なので、続けて聴きたいです。 この曲はベートーヴェンが31歳のときの作品で、当時恋人だった(ベートーベンは生涯独身でしたが何人か恋人はいました) イタリアの伯爵令嬢ジュリエッタ・グイチャルディに捧げられました。 ジュリエッタは当時17歳でベートーベンより15歳も年下でした。 しかも、お嬢様だったのでこの恋は破局に終わってしまったのです。 「月光」という表題はベートーベンが考えたものではなく、彼の死後1832年に、ルートヴィヒ・レルシュタープという人が 「ルツェルン湖(スイス)の月光の波に揺らぐ小舟のようだ」とコメントしたことから付けられたのだとか。 「悲愴」の第二楽章と並んで、この第一楽章もベートーベンのピアノ曲の中ですごく好きな曲の1つです。 (3)第17番「テンペスト」 言わずと知れたベートーベンの名曲 「エリーゼのために」。 「エリーゼ」とはベートーベンの恋人だった 「テレーゼ」の間違いだといわれます。 本当は「テレーゼのために」だったのが、 ベートーベンの字が読みにくくて「エリーゼ」とスペルを間違えられて広まったのだとか。 テレーゼ・マルファッティはベートーベンの恋人で、 1810年にこの曲を彼女に贈って求婚したとも伝えられます。 (ベートーベンは生涯独身) 彼女とは破局してしまいますが、繊細な冒頭の調べは女性的で美しいですね。 運指が簡単なので、ピアノを習って2~3年の低学年のお子様でもじゅうぶん弾ける曲です。 その割に中盤にベートーベンらしい力強い華やかさが表れるので、ピアノの発表会に人気があります。 弾き方によってごく雰囲気の変わる曲なので、その日の気分や個性が出ておもしろいです。 クラシック関連記事はこちらです。

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